友人の結婚式や、学校での行事など着物を着る機会は時々訪れます。
では、その際のメイクはどうすれば良いのでしょうか?
今回は、和服でのメイクのコツや失敗しないためのポイントをまとめていきます。
せっかくの素敵な着物を引き立たせる事が出来ないメイクにならないように、ぜひ参考にしてください。
さっそく見ていきましょう。
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着物のメイクで失敗しないようにするには?
普段着のメイクと着物のメイクはかなり異なっていると言えます。
着物は日本人らしさをより出す事を目的とした、メイクになります。
しかしながら、慣れると着物メイクの方が楽だという意見もあります。
ではさっそく見ていきましょう。
①お化粧前
先ずは、お化粧を始める前に洗顔をしっかりとしましょう。
着物メイクは厚めにするので、長時間お化粧に耐えられるように肌の調子を整える事はとても大事です。
モチ肌になっているように、保湿ローションや保湿クリームを使いましょう。
②ベース
肌の調子が整ったら、下地を付けていきます。
崩れやすい目の下やシミの部分は、コンシーラーでキレイに自然に見えるように整えましょう。
ベースはリキッドタイプ+パウダーがおすすめです。
③リップ
ベースが単色である事に比べて、リップは華やかさを際立たせることが必要です。
濃い赤や着物に合わせた明るい色を選ぶようにしましょう。
また、輪郭を小さめに書く事でリップがさらに際立ちます。
④眉と目元
目元は切れ長に見えるようにしましょう。眉は髪の色に合わせて太め+短めに描く事が流行のようです。
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着物のメイクのコツは?
前述のポイントだけでも、普段メイクとの違いが見えてきますね。
日本人らしい、“のっぺりとした”お化粧こそが着物に良く合うと言えます。
では、ここでは実際のメイクのさらに細かいポイントや選びたい色を見ていきましょう。
①メイクの厚さ
薄化粧が好きな人も着物の時には、やや厚めにしましょう。
着物を着ている間、メイクを直さなくても良いようにシッカリと吸着するように化粧をしていきます。
舞妓さんが白塗りをするような感覚で(感覚だけですよ)下地を頑張りましょう。
②平面的な仕上がりに
のっぺりとした顔に立体感は必要ありません。
普段とは違う、平面的な化粧に努めましょう。
③眉とリップ
色を際立たせたいリップは特に赤や濃い色を選びます。
また、実際のくちびるよりもやや小さめに輪郭を描いてからリップを塗るとキレイに仕上がります。
眉は細くなり過ぎないようにします。
形はややアーチ型で短めがおすすめです。
④ポイント
切れ長に整えた目尻や、着物に合ったアイシャドウをで、さらに美しくエレガントな着物に合うお化粧が出来ます。
着物のメイクでの注意点は?
では、最後に注意点をあげておきましょう。
■ナチュラルメイクはNG
これまで見てきたように普段メイクとやや違う、濃いめのメイクを心掛けましょう。
いつもの化粧をやや濃いめにして、立体感を無くすだけで十分に上手にメイク出来るかもしれません。
■髪の毛もきちんと整える
ヘアスタイルは自分でも出来ますが、ボッサボサには見えないようにだけ気を付けなければなりません。
簡単に仕上げたいなら、後ろできれいにまとめてからウィッグを使うと華やかできれいなヘアスタイルを作る事が出来ます。
髪の色に合ったウィッグやヘアピンを使いましょう。
■まつ毛はカーラーで上げなくてもOK
まつ毛が垂れている方が、着物メイクや着物に合います。
付けまつ毛もマスカラも要らないなんて嬉しいですね。
■小物を揃える
着物はもちろん、バッグや履物、ハンカチなど小さな小物にも気を遣いましょう。
バッグに小さな鏡を備えて、メイクやヘアスタイルをチェックしたり、あぶらとり紙なども携帯すると便利でしょう。
まとめ
いかがでしたか?
キレイでエレガントな着物を選んだ後は、メイクもシッカリと整えておきましょう。
残念な事に、着物をいつも着て過ごしてきた年代の女性は限られてきました。
着物を着る機会が減ってしまったこの時代ですから、せっかくの晴れの日にはたくさん写真を撮って残しておきたいですね。
いつものあなたをさらに変身させる素敵な一日になる事を祈っています。
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