台風や豪雨が近付いてきて心配になるのは停電や電気製品の対策ですね。
また、せっかくの休みの日なのに‟計画停電”で停電してしまう事もあります。
停電の後パソコンに異常が見られたらどんな事が考えられるでしょうか?
発見直後に出来る復帰策はあるのでしょうか?
ここでは、停電に関わるパソコンの異常と対策方法を検証していきます。
専門家に依頼する前に、自分で出来るいくつかの点を試してみると、意外とすぐに直ってしまうかもしれませんよ。
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停電でパソコンが壊れることがあるの?
突然の雷が起きて最も心配されるのが、デスクトップパソコンへの影響です。
ノートブックやスマホは独自に充電機器を設置しているため、電源が急に断たれたり電子機器へのダメージを受ける事はないかもしれません。
ですが、充電状態(ほぼ0%など)によっては電源が急に断たれる事で、それまでの作業を保存出来なかったり、メモリーが消えてしまうなどの影響を受けてしまいます。
台風や雷など停電がその後予想される場合、停電に備えて以下のような対策を取りましょう。
①電源を切っておく
デスクトップパソコンの電源をシャットダウン状態で切っておきます。
コンセントは抜く必要はありません。
また、安全が確認出来れば、通常通りコンピューターのスイッチを入れて使用開始します。
②大切なファイルはバックアップをしておく
これが最も大切な手段です。
バックアップの仕方はお持ちのパソコンに寄って異なります。
・外付けHDD
・外付けSSD
・内蔵HDD,SSD
・USB
・ブルーレイディスク/DVD
・NAS
どれも種類と容量が異なりますので、保存したいものの大きさやバックアップスピードに合わせて選びましょう。
③UPS(無停電電源装置)を電源とパソコンの間に設置しておく
短時間の通電確保が出来ます。
パソコンが正しくシャットダウン出来ますから、作業中のファイルの損失やメモリーの損傷を防ぐ事が出来ます。
いずれにしても落雷が自宅の電源に起きた場合は、保管はおろかパソコン自体が壊れてしまいます。
落雷の被害は予想し得ないものですから非難が必要であれば諦めて、安全な場所に非難しましょう。
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停電でパソコンの電源が入らないときはどうすればいい?
停電後パソコンのスイッチが入らない場合、以下の2点が原因の元になっています。
状況別にどのような対応をすると良いのか見ていきます。
■通電していない
通電が回復したはずなのに電気が来ていない場合、一部または全ての電源が入りません。
①ブレーカーを確認して、下りていれば復旧する
②コンセントなどの電源を他の電気製品などで通電確認して、通電していなければコンセントの故障を疑う
③マンションの設備に問題があって回復を待たなければならない場合がある
■電子回路に問題がある
パソコンと電源ユニット(マザーボードにつながっているコンセント)やACアダプターなど接続が悪いことによってパソコンが機能しない場合があります。
以下のような点を試してみて変化が見られない場合は、修理に出す必要があります。
①パソコンの点滅・ファン稼働・モーター音など少しでも動きがあれば稼働電気が弱いだけで故障はしていない
②主電源を抜いて、5分経ってから電源を入れて再稼働する
(動かない場合は、再度10分待ってから再稼働してみる)
③ノートパソコンの場合は、スイッチがオフの状態で充電器を取り外し、2分後に付け直してから起動開始してみる
他にも付属品(BIOSの起動・アダプターの損傷など)専門的な部分の起因する問題がありますが、自己で判断せず、
メーカーのお客様サポートに電話して相談するなど安全な方法で修理を心掛けましょう。
今回不具合が生じた場合、今後も何かのきっかけで不具合が生じる可能性が高いと言えます。
上記に挙げた点と合わせて、説明書やメーカーのサポートを普段からいつも使用出来るようにしておくと良いですね。
まとめ
パソコンの事は一切分からないという方でも、いざという時に落ち着いて対応出来るようにまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか?
電子機器は各家庭になくてはならない重要なアイテムですから、停電など被害を被った時にメモリーをバックアップしておくと被害を最低限に抑える事が出来ます。
また、5年以上経ったパソコンは弱った付属品が故障の原因を作り始めてしまいます。
付属品の点検もしておき普段から気になる音や問題に気付いたら対策をとっておきましょう。
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