親族がお亡くなりになられたこと、心よりお悔やみ申し上げますが、年賀状を出すシーズンに準備が必要なのは、喪中はがきですよね。
もし、お亡くなりになったのが義父にあたる関係の方だった場合、夫婦連盟で出すときの続柄や文面をどうすればいいのか疑問に思う方が多いと思います。
今回は、義父がお亡くなりになったときの喪中はがきについて、詳しくご説明してまいりましょう。
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喪中はがきの文例で義父が亡くなったときの書き方は?
まず、基本的な喪中はがきで気をつけることをご紹介します。
一つ目に、「、」や「。」の句読点を書かないこと。
二つ目に、「拝啓」や「敬具」などの頭尾語を書かないこと。
三つ目に、近況報告を書かないこと。
四つ目に、新年を祝福するという意味を持つ「年賀」という言葉を書かないこと。
これらは喪中はがきでは書いてはいけないこととされていますので、文面に気を付けて書きましょう。
また、四つ目にあるように、「年賀」という言葉を使ってはいけませんので、年賀はがきを使わないようにしましょう。
普通のはがきでも大丈夫ですが、弔事用のものも販売されているので、郵便局にて確認してみてください。
逆に書かなければいけないのは、お亡くなりになった方の続柄です。
必ず記載するようにしましょう。
個人で出す場合は、実父であれば「父○○ ○○」、義父であれば「義父○○ ○○」というように、続柄のあとに亡くなった方の氏名を書きましょう。
夫婦連名で喪中はがきを出す場合については、次項でご説明していきましょう。
では、簡単に例文を記しておきますので、ご参考になさってみてください。
「喪中につき年末年始のご挨拶は失礼させていだたきます
本年○月に父○○ ○○が○歳にて永眠いたしました
本年中の御厚情に深く御礼申し上げます
明年も変わらぬご交誼のほどをお願い申し上げます
平成○○年○月」
また、喪中はがきは、差出人側が年始の年賀状を送れないという意味を含んでいますので、年賀状をいただく分には何も問題はありません。
したがって、喪中はがきを出すけど年賀状は送ってもらいたいという方に、例文をご紹介しますね。
「本年○月に父○○ ○○が他界し喪中のため新年のご挨拶をご遠慮申し上げます
生前賜りましたご厚情に深謝いたしますと共に明くる年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます
なお皆様からの御年始状は励みにもなりますので例年通りお送りいただけますと幸いです
平成○○年○月」
「年賀」という言葉を使用しないよう気を付けながら、参考にしてみてくださいね。
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喪中はがきを夫婦連名で出すとき義父の続柄はどうすればいい?
それでは、夫婦連名で喪中はがきを出すときで、義父の場合、続柄をどのように記載すればいいのでしょうか?
夫婦どちらかにとっては「義父」であることに違いありませんが、一般的には夫側から見た続柄を書くので、義父は義父でも夫の父が亡くなったときは、「父○○ ○○」とフルネームで記載しましょう。
しかし、妻側の父の場合、妻からすると実父なのに「義父」と記載されると気持ち的にもなんだか変な感じがしたり抵抗があったりする方もいると思います。
そんなときは、「父○○ ○○」もしくは「●●(妻の名前)の父○○ ○○」という記載方法でも問題ないでしょう。
このように、基本的には亡くなった方の続柄は、夫から見た続柄を記載することになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
喪中はがきは滅多に書くものでないので、どのように記載すればいいのかわからない方も多いと思いますが、義父でも実父でも、どなたがご逝去されたのか、皆さんに伝わるように書くことが大切です。
相手方へ失礼のないように考えるのも大切ですが、喪中のお知らせや気持ちをきちんと送れるようにしてくださいね。
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