お子さんが幼稚園へ入園するとき、必要になってくるのが入園願書ですが、どの質問に関しても何を書けばいいのか、どのように書けばいいのか色々と悩むところ。
お子さんの性格やようすを正直に述べなくてはいけないところですが、短所を悪いまま書くのもどうかと思うし、言葉選びも大変ですよね。
そこで今回は、幼稚園の願書の書き方で、家族構成の書き方やお子さんの性格の書き方についてお話を進めていきましょう。
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幼稚園の願書の書き方で注意することは?
まず、幼稚園の願書の書き方で注意する点からお話していきますね。
まず、幼稚園の入園願書は、お子さんが楽しい幼稚園生活を送るための第一歩であると考えましょう。
願書はどうしても難しいものです。
しかし、大切なお子さんがこれから家族内だけでなく外へ出ていくための第一歩が幼稚園です。
楽しい幼稚園生活にするためにも、まずは入園願書で幼稚園の先生方に、お子さんのことについて知ってもらうチャンスです。
お子さんのようすを見直すとともに、願書を書いてみてはいかがでしょうか。
次に、なかなか文章が浮かばなくて言葉選びでお悩みの親御さんもいらっしゃると思います。
そんなときは、幼稚園の先生方の立場である「預かる側」に立って考えてみてはいかがでしょうか。
そうすると、お子さんのどんなところが知りたいか、どんな文章だとそれが伝わるかがきっと思い浮かんでくることでしょう。
しかし、無理をしてしまい内容を美化させてしまうといけません。
お子さんを良く見せようとするのは仕方ないことだと思います。
ですが、良く見せようとしすぎて嘘を並べてしまったり事実ではないことを書いたりしてはいけませんよね。
後々面接がある場合は、願書と面接でまったくようすが違うと悪い印象を与えてしまいます。
それに、事実と異なることを書いてしまうと、幼稚園の教育方針が合わず、親御さんだけでなくお子さんも辛い状態になりかねません。
正直に、お子さんの普段のようすを書くのが、入園願書です。
大切なお子さんが楽しい幼稚園生活を送るために、願書という第一歩、頑張って書きましょう。
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幼稚園の願書の書き方で家族構成の続柄って何て書くの?
次に、入園願書の中の家族構成についてお話しましょう。
保護者氏名を書くところがありますが、ここはお父さん、お母さんのどちらの氏名を書けばいいのでしょうか。
普段送り迎えや連絡を取るのはお母さん側だと思いますが、願書内の保護者氏名のところは、世帯主であるお父さんの氏名を書きましょう。
そこには続柄を書く箇所があるかと思いますが、願書は本来入園するお子さん本人のことを書くものなので、続柄には「父親」と記載しましょう。
ちなみに、入園を希望しているお子さん本人のところは、長男や次女など、兄弟の中でどの続柄になるのかを書きます。
一人っ子であれば、長男、もしくは長女と記載しましょう。
幼稚園の願書の性格の書き方は?
さて、一番の難問と言っても過言ではないでしょう・・・。
お子さんの性格の書き方について、です。
普段の性格やようすを書くのが当り前ですが、どのように書けばいいのかわからないという方がほとんどだと思います。
お子さんの性格を、幼稚園の先生方にきちんとよりよく伝えるための書き方をご紹介していきますね。
まず、入園願書で、短所と長所ではなく「性格」という記載欄がある場合。
親御さんからすると、幼稚園側に良い印象を与えたいため、長所ばかり並べてしまう方もいるかもしれませんが、短所を書かないのもあまり良いとは言えません。
普段の生活で困っていることや直した方がいいと思うところも書くとよりよいと思いますよ。
書くポイントとしては、長所を述べたあと、短所を書き、最後にまた長所で締めるという書き方です。
「好奇心旺盛ですぐに行動しますが、じっとしていることが苦手なこともあります。
でも、なんでも前向きに挑戦しようとします」など、短所を間に挟んで最後に長所を持ってくると、全体的に前向きな印象を与える文章になりますよ。
また、短所や長所という記載欄がなく性格でひとまとめにしている場合、性格を記載する枠が大きいことがあります。
その場合は、具体的なエピソードや経験したことを書くと、さらに幼稚園の先生方に伝わりやすいでしょう。
例えば、「自分だけでなく他人のことを思いやることができる性格で、以前お友達がころんでケガをしたとき、親身になって心配していました」などと書くと、わかりやすいですよね。
次に、短所と長所を記載する欄がある場合。
注意したいのは、どちらも書きすぎないことです。
長所を書きすぎるとお子さんの良い面しか見えずお子さん本来の姿が見えてきません。
短所を書きすぎると、親御さんの指導不足だったりお子さんに悪いイメージがついたりしてしまいますので注意しましょう。
また、お子さんの直してほしいところについて、親御さんの対応の仕方やその後最近どのようなようすかなども書くと良い印象を与えることができますよ。
ただ短所だけを書くだけでは良い印象を与えることはできません。
その短所について、おうちではどのように指導しているか、指導した後お子さんはどのように変わったかを記載するようにしましょう。
例えば、人見知りという短所を伝えたいとき、「見知らぬ人に対して慎重すぎるところがありますが、児童館などに出向くなど日頃からたくさんのお友達と遊ぶ機会を作っており、最近少しずつ改善されてきています」など、「人見知り」という言葉を直接書かずに表現してみましょう。
マイナスイメージを思い浮かばせてしまう「人見知り」という言葉をやんわり表現することで、悪い印象を与えずに済みますよ。
また、長所を記載する欄ですが、なかなか長所が思い浮かばないと思う方もいるでしょう。
そんなとき、発想の転換で、短所をひっくり返して考えてみてください。
例えば、臆病というワードは、「慎重である」や「観察力がある」、落ち着きがないというワードは「行動力がある」、おとなしいというワードは「相手を思いやることができる」、すぐに泣くや癇癪を起すというワードは「感受性が豊かで自分の感情を表現することが得意」、言うことを聞かないというワードは「自分で考えることが得意」など、お子さんの良いところがたくさんあるんですよ。
気付かなかった長所も気付くきっかけになります。
思い浮かんだらどんどん書いていきましょう。
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幼稚園の受験の願書についてのまとめはコチラ⇒
まとめ
いかがでしたか?
改めてお子さんのことを文章にするのは難しいことかもしれませんが、普段のようすを幼稚園の先生方に伝えるためにも、楽しい幼稚園生活を送るためにも、しっかりと願書を書けるようにしましょう。
お子さんのよりよいところが伝わりますように、お祈りしています^^
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