季節はすっかり冬支度になってきました。
温かくておしゃれなブーツは今年も注目の的になっています。
しかしながら、せっかくのお気に入りのブーツに雨ジミや汚れが付く事もありますね。
また、満員電車の中で踏まれて足跡が付いてしまう悲しい経験がおありかもしれません。
ブーツをきれいに長く履くためには、問題に備えて使用とお手入れの方法を覚えておかなければなりません。
今回は、ブーツを簡単に修正する方法を分かりやすくまとめています。
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ブーツの雨染みはどうすればいい?
①全体的に湿らせる
■ムートンブーツ
雨に濡れなかった部分の境目を消すように、ブーツ全体を固く絞ったタオルやぬるま湯に湿らせた柔らかいスポンジで全体的に湿らせます。
この時に、ブーツの色落ちがある場合がありますので、汚れても良い布を使うようにしましょう。
■皮やスエード素材
シミや汚れは染み込むと取りにくくなってしまうので、出来るだけその日のうちに手入れをする事をお勧めします。
専用の洗剤を使ってシミを取り除いていきます。
スポンジや要らなくなった歯ブラシを使うと、縫い目など取りにくい汚れもきれいに取る事が出来ます。
②完全に乾燥させる
直射日光は皮を痛めるので、必ず完全に乾くまで陰干しをしましょう。
この時に型崩れをしない様にシワなどをきれいに伸ばしてから陰干しします。
ブーツの内側は湿っていると臭いやカビの原因になってしまいますから、取り出して乾かす事が出来る場合はそうしましょう。
③ブラッシングやその他の後ケア
■ムートンブーツ
シッカリと乾かした後、馬毛など専用のブラシでブラッシングをし、表面の毛並みを整えます。
■皮やスエード素材
光沢を出す保湿クリームなど専用の保湿剤でコーティングします。
④シッカリと乾かした後は防水スプレーを十分かけ、消臭スプレーや乾燥剤を入れて内側のお手入れにも手を抜かないようにします。
ブーツの汚れの落とし方は?
ブーツのホコリや汚れを取る方法を取りあげます。
・汚れた部分をブラッシング
表面に付いたホコリや汚れは出来るだけ早く専用のブラシで落としましょう。
これは日々の後ケアでも欠かせない作業ですが、汚れが見えたらすぐに手を打ちましょう。
ブーツ専用のケアグッズは馬毛ブラシ・クリーニングローションなどがありますが、必ず目立たない所でテストをしてから使うようにします。
・全体的に湿らせて汚れを浮かしとる
汚れを取った後は霧吹きや柔らかい布などで全体的に湿らせ、専用のスポンジで優しく洗っていきます。
専用のシャンプーで洗っていく事が無難ですが、家庭用洗剤で代用する事も出来ます。
その場合は
○中性洗剤
○デリケート衣料用洗剤
○漂白剤や蛍光剤の入っていないもの
のいずれかを選びます。
・ブーツを全体的に洗う方法は先にあげた通りです。
・完全に乾くまで陰干し
全体的に乾くまでには2~3日掛かります。
・乾いたらブラッシングやコーティングをして後ケアをします。
防水スプレーは、防水はもちろんほこりや汚れを防ぐためにも有効な手段です。
すべての工程が終わったら、忘れずに防水スプレーをしておきましょう!
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ブーツの汚れをとった後の手入れの仕方は?
【後ケア】
・ブラッシング
ブラッシングはムートンブーツのケアの必須項目です。
馬毛のブラシなどの天然毛やゴム製のブラシが代表的です。
全体的に手洗いする場合も、優しくブラッシングして汚れを浮かしとりましょう。
・クリーム
ブーツ専用の保湿クリームがあります。
汚れを取った後や洗浄した後、ブーツの表面に柔らかいタオルやストッキングで丁寧にクリームを塗っていきます。
クリームを直接ブーツに付けないようにします。
・タオルドライ
洗浄した後に大きめのタオルにくるんでタオルドライすると乾燥が早まります。
しかし、型崩れ予防のため短時間のみにします。
また、ドライヤーや乾燥機などの熱風を使った乾燥は生地を痛める事になるのでNGです。
軽く乾かした後は新聞紙などを詰めて陰干しをして完全に乾かしましょう。
・乾燥剤
完全に乾いた後や、シーズンの終わった後など乾燥剤を入れておく事で湿気を防ぐ事が出来ます。
・消臭剤
消臭剤はブーツ専用のものをお勧めしますが、アルコールの入っていない消臭スプレーであれば使用してみる事も出来ます。
また、10円玉を2~3個入れておく事も消臭に役立つので試してみてください。
まとめ
思ったより簡単だと思っていただけたでしょうか?
汚れを取って、後ケアを怠らない事で幾シーズンでもお気に入りのブーツを楽しむ事が出来ます。
専門家にクリーニングをお願いする事も出来ますが、出来れば自分で出来るだけケアをしていく事でブーツへの愛着もだんだん深まっていく事でしょう。
一日履いたブーツは出来れば次の日に休ませる事でも乾燥を助ける事が出来ます。
簡単なケアと予防を覚えて、おしゃれで温かいブーツを今年も楽しんでくださいね。
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