お盆の期間中は世間一般にお休みとして認識されています。
この休み期間中には、久しぶりに実家に帰省して。お墓参りをすることが慣例となっていますよね。
しかし、できることなら帰省して仏前で手を合わせたいけど、 せっかくの長い休暇だから、家族で海外旅行にという方や、配偶者の実家に行かなければならないとか、仕事でどうしても帰省できない方もいると思います。
そんなときは、ご先祖様を敬うという気持ちをお伝えするためにも、お供え物だけでも送りましょう。
お盆でどうしても帰ることができない場合に、送るお供え物や送る時期などについて紹介します。
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お盆に帰らないときはお供えはどうしたらいい?
色んな事情で帰省できない場合は、贈り物をした方がよいです。
高価なものや、大げさなものは必要ありません。
地域によって考え方や相場というものもあるかと思いますので、旦那さんの実家に送るというような場合は、旦那さんからその地域の考え方とか、妥当な相場などを聞いて、夫婦で選んで送って下さいね。
そのときは、相手方の印象を良くするためにも、一筆添えることが大切です。
気を配ることによって、トラブルや疎遠に発展することを未然に防ぐことにもなります。
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お盆のお供えを送るときに気を付けることは?
送るお供え物は、仏様になっている故人に贈るものなのです。
ですから、故人が好きだった物を送るようにしましょう。
ただし、お供え物は「お下がりもの」として、あとで家族や親族などが頂くものですから、皆が食べられるお菓子や果物などを送って下さい。
そして、お盆の時期は暑い盛りです。
また、お盆の期間中に親族も集まってくることでしょうから、日持ちがして後で小分けができて皆にお下がりが行き渡るような物を送りましょう。
一つやってはいけない重要なことがあります。
それは、故人が好きだったからとお肉類を送ることは、仏教では殺生を嫌ってるので、やってはいけないことですから注意してくださいね。
また、お酒やタバコなどの嗜好品も、むこうの世界においては、良くないものとされていますので、送らない方がよいでしょう。
家族や親戚が多い家や、夏場でお菓子を送ってもすぐに痛んでしまうのではないかと迷っていましたら、お盆の時期の花ろうそくは、お花をお供えするのと同じ意味が込められていますので、花ろうそくや贈答品のお線香などを送ってはどうでしょうか?
お盆のお供えを送る時期は?
お供え物はいつ送るのか迷ってしまいますよね。
お盆の行事を行う時期は地域によって違います。
7月13日から16日までの地域と8月13日から16日までの地域があります。
沖縄は旧暦の日付で行いますので毎年お盆の時期が変わります。
その地域のお盆の時期を調べて、お盆が始まる2日前くらいに着くように送るようにしましょう。
1.デパートなどから送る場合
デパートなどで購入して送る手配をする時期について、注意していただきたいことがあります。
それは、6月の後半からはお中元の時期になります。
贈答品を扱っているデパートなどは繁忙期になってしまいます。
お盆を過ぎてから到着してしまったというようなことのないように、日にちを指定して早めの発送の手続きをしておきましょう。
2.郵送・宅配便で送る時期
郵送や宅配便で送る場合の時期は地域によって少し異なります。
通常行われている8月13日~16日までをお盆とする地域の場合は、8月10日前後に送る手続きをすればよろしいでしょう。
そして、遠方に住んでいて郵送する場合は、8月10日あたりに届くようにしておけば安心ですね。
届く日にちなどについては、送る郵便局や宅配業者に確認してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お盆に帰省できない時のお供え物の送り方などについて説明しました。
お盆には家族、親せきが 一堂に集まって故人を偲ぶという常識的な大切な行事です。
あなたが、お盆に帰省できないことを伝えたら、向こうでは「いいよ」と言ったとしても、それは義理で言っていることであって本心は、帰ってきて欲しいのです。
どうしても、帰省ができないのてあれば、せめて手紙を添えたお供え物を送って気持ちを伝えて下さいね。
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