生栗をたくさんいただいてしまった・・・
けど一度にたくさん食べれないというときなどあると思います。
生栗を長期間にわたって美味しく食べるためには、保存方法が大切になります。
保存方法は冷蔵が良いのか、冷凍がいいのか、そしてその下処理はどうしたらいいのか、ここでは栗を美味しく食べるための保存方法について簡単にまとめました。
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生栗の保存の方法は?
秋の味覚である栗、生栗を長く楽しみたい場合には、その保存方法を知っておくと便利です。
生栗は常温で保存してしまうと、数日で虫がわき、せっかくの栗が食べられなくなってしまいます。
そのため、乾燥しないように新聞紙で包んでからポリ袋などにいれてから冷蔵庫に入れましょう。
このとき、冷蔵庫の中で一番冷える場所、できればチルド室があればそこにいれるようにしてください。
これは、すぐに使う場合の保存方法ですが、長期間保存したいという場合には冷凍保存することもできます。
冷凍保存する場合には、皮付きのままでも、皮を剥いてからでも構いませんが、いずれの場合も、冷蔵保存するときと同じく乾燥を防ぐ必要があります。
生栗は乾燥してしまうと、せっかくの風味が落ちてしまいますし、実もパサパサになってしまい、美味しく食べることができなくなってしまいます。
皮付きであればある程度乾燥を防ぐことができますが、むき栗にする場合は、砂糖水に浸すようにして密封した状態で冷凍保存することで、解凍してもしっとりした状態でおいしく頂くことができます。
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生栗の保存で冷凍するための処理の仕方は?
生栗は、冷凍保存することで長期保存が可能になります。
冷凍保存にあたっての前処理として、まずは虫に食べられている可能性のある栗の除去と卵の孵化させないようにするための低温での熱処理をしましょう。
傷が付いていたり穴があいているもの、軽くて水に浮いてしまうものなど、虫がついている可能性のある栗は除いて、80度のお湯に1分ほど漬け込みザルにあけて表面を乾燥させます。
80度を超えると茹で状態になるため、生栗の状態で保存する場合には80度を超えないように気をつけてください。
冷蔵保存すると3日ほどで糖度が上がります。
美味しい状態で冷凍させるために、冷凍する前に冷蔵庫で保存し、糖度をあげた状態で冷凍することをおススメします。
冷凍保存する場合には、新聞紙に包んでフリーザーパックなどに入れ、密封した状態で冷凍するようにしましょう。
むき栗の場合には、砂糖を揉み込んでむき栗を砂糖水に浸すようにして、やはり密封した状態で冷凍保存することで、解凍してもしっとりした状態を保つことができます。
皮付きのままか、むき栗として保存するかは、使い勝手を考えながら選んでください。
冷凍保存であれば、保存状態がよければ半年程度は生栗を楽しむことができます。
生栗を冷凍したものをおいしく解凍するには?
冷凍した生栗を解凍するには、自然解凍、お湯に入れて解凍、電子レンジをつかった方法などいくつか方法はありますが、電子レンジを使う場合には、温めすぎるとパサパサしてしまいますので、やりすぎないように注意する必要があります。
生栗を冷凍保存するときに、皮付きのままで冷凍した場合には、凍ったままの生栗をそのまま茹でて使うのが最も簡単な方法です。
皮付きのものを、皮をむいて使いたいという場合には、熱湯に3~5分ほど浸けて解凍してから皮を剥きます。
冷凍したものであれば、そうでないものに比べて鬼皮や渋皮がとても剥きやすくなります。
むき栗として冷凍していた場合には、ぬるま湯に浸けたり、流水で解凍します。
前述のように砂糖でもみこんでから冷凍していた場合には、このときに表面の砂糖を洗い流しましょう。
電子レンジを使う場合は、1分~長くても1分半程度としてください。
冷凍するときもそうですが、生栗を美味しく解凍するには乾燥させないようにすることです。
茹で栗としてしまえば、乾燥することなく美味しく頂くことができますので、皮付きであればそのまま茹でてしまうことをおススメします。
まとめ
生栗は、適切に処理をして冷凍保存すれば、半年程度は栗を楽しむことができます。
保存や解凍をするときには、美味しく食べるために、乾燥には気をつけましょう。
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