秋の味覚の栗ですが、栗拾いや親戚などにもらったりして沢山手に入ることがあります。
栗を使った料理やお菓子は沢山ありますが、栗を手軽に美味しく食べたい、と思ったときには、やはり茹で栗でしょう。
ここでは、生栗の茹で方を紹介します。
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生栗の茹で方は?
生栗の茹で方の基本的な方法は、たっぷりと水をはった鍋に栗を入れて、塩を1%程度入れて茹でる、というものです。
栗の虫だしをする場合には、半日程度水に浸しておくことで、万が一虫がいた場合には、虫を追い出すことが出来ますので、時間がある方はぜひ行ってください。
その場合は、茹でるときに一度水を替えてから茹でるようにしましょう。
そのまま粗熱をとると栗がしっとり仕上がりますが、すぐに食べたい場合にはザルにあけて粗熱をとっても良いでしょう。
鍋で茹でるとどうしても時間がかかってしまいます。
茹で時間を短縮したい、という場合には圧力鍋が便利です。
圧力鍋を使う場合は、錘が振れたらすぐに消火することを目安にして、加圧時間は1~5分でできあがります。
少量の生栗であれば、電子レンジを使った方法もあります。
電子レンジを使う場合は、殻が破裂する恐れがあるので、下処理として鬼皮に切れ目を入れておき、耐熱容器に栗と栗がひたひたに浸かるくらいの水を入れて5~8分ほど加熱するだけで出来上がります。
生栗は一度茹でてしまうと日持ちはしないので、調理する分量を調整しながら、茹でる方法を選ぶと良いでしょう。
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栗のゆで方で炊飯器も使える?
ここまでで、鍋や圧力鍋、電子レンジを使った生栗の茹で方について紹介しましたが、ここでは炊飯器を使った茹で方を紹介します。
昔に比べ、炊飯器の機能は多様化して、炊飯器ひとつでできる料理、調理法が増えてきました。
炊飯器での栗の茹で方に必要なものは、炊飯器、生栗、水、塩、この4点です。
基本的に鍋で茹でるのと一緒で、鍋の代わりに炊飯器を利用しただけ、ガスの火を点ける代わりに、炊飯器のスイッチを押すだけです。
ただ、鍋で茹でる場合は蒸発による水分量の損失が大きいですが、炊飯器の場合には鍋に比べて損失量が少ないので、炊飯器で茹でる場合には、栗が隠れるギリギリの水の量で、スイッチをいれましょう。
鍋との違いは、炊飯器のふたを開けるまでは茹で上がりを確認できないことです。
茹で時間は、鍋で茹でるのと同程度かかりますので、茹で具合を確認したい場合には35~40分程度してから、ふたを開けて確認してみてください。
ただし、炊飯器で「普通炊き」をする場合には、短くても40分程度はかかると思いますので、気を急がなくても良いかと思います。
栗のゆで方の時間はどれぐらい?
生栗を普通の鍋で茹でる場合の、茹で時間の目安は40~50分です。
炊飯器で茹でる場合も同じく40~50分と考えてください。
生栗の大きさにもよりますが、小さいものであれば少し短い時間でも茹で上がりますので、早炊き機能を使ってもよいでしょう。
炊飯器の場合は、炊飯後に自動で保温が開始されるものがほとんどかと思います。
茹で栗は生栗と違って傷みやすいので、長時間保温してしまうと傷んだり、腐ったりしてしまいますので、炊飯器で栗を茹でる場合には、保温せずにすぐにスイッチを切り、粗熱をとるようにしましょう。
調理時間としては、鍋で茹でるのと同程度の時間はかかりますが、手軽な方法で、火を使わないため安全ですし、放っておいても茹で上がるので、ほかの事をしながらでも大丈夫です。
圧力鍋は持っていなくても炊飯器であれば、ほとんどの家庭で持っているのではないかと思いますので、ぜひ試してみてください。
ちなみに、蒸し栗の場合の目安時間も40~50分です。
しっとりとした食感を楽しみたいときには茹で栗、ほくほくとした食感を楽しみたい場合は蒸し栗、というように、そのときの気分で楽しみ方を変えてみても良いかもしれませんね。
まとめ
生栗を茹でる方法はいくつかありますが、ほとんどの家庭にある炊飯器を使うと便利です。
お米を焚くときと同じ方法でぜひ茹でてみてください。
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