これまでの生活に赤ちゃんが産まれ、お母さんとしては幸せな日々ですがより一層家事・育児で忙しくなります。
洗濯物もこまめに変えるために量はグンと増えることでしょう。
みなさんに、子供のズボンのポケットに入ったティッシュを気づかずに洗濯機にかけてしまったという経験ありませんか?
細かく散ってしまったティッシュの処理に困ったという、最悪の結果が待っているのです。
もちろん私も何度も経験しているので、その時の気持ちも覚えています。
ティッシュがもしオムツだったら、どんなふうになるのでしょうか。
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洗濯機でオムツを洗ってしまったら?
紙オムツといえば現代では常識で、高分子吸収剤という水分を吸収するともともとの量の10倍のジェル状に変えてしまう成分を使っています。
そのため、赤ちゃんのたくさんのおしっこでも薄い紙オムツに吸収して、外にしみないようになっているのです。
紙オムツは、交換後捨てるだけという手軽さで多くのお母さんに利用されているのです。
本来紙オムツを洗濯してしまうことなどないのですが、対処法までメーカーで明記しているときもあります。
高分子吸収剤(通称ポリマー)は、水分を吸収して何倍にも膨らむ素材なので、洗濯機内の水分をたっぷり含んで脱水すれば遠心力によって洗濯槽内に散らばる可能性は大きいのです。
オムツを入れてしまったことに気が付いた時点で、洗濯機をまず止めることが第一です。
気が付かずに脱水まで完了することがほとんどのようですが。
遠心力で散らばる前に被害を未然に防げれば良いのですが、間に合わずポリマーまみれの洗濯物が出てきたら覚悟して次の処理にすすむことです。
私自身も、たった一度だけやってしまったことがあるので、その悲惨な光景は忘れられません!
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洗濯機でオムツを洗った時の対処の仕方は?
誤って紙オムツが洗濯機に入り、ポリマーが散らばるともちろん洗濯物全体についてしまいます。
まずすべきこととして、洗濯物を取り出して浴槽などに移し、ポリマーを洗濯機内から除去するのが一番でしょう。
洗濯物はあとで処置してもきれいになりますが、洗濯機は放置しておくと故障の原因になりますのでしっかりと異物を取り除いておきましょう。
洗濯槽からポリマーやごみを取り除いたら、水を高水位まで入れ、同時に「重曹」を入れて「洗い」で回します。
重曹はポリマーを小さくさせる働きがあり、洗濯槽もきれいにしてくれます。
10分ほど回した後に停止させ、再度洗濯槽内の汚れやごみをごみ取りネットなどで取り除きます。
この作業を何度か繰り返してごみが無くなったところで脱水します。
ただし、ドラム式の洗濯機はこの方法は難しいので洗濯槽専用クリーナーで1サイクル動かします。
洗濯機が回転中に、浴槽に入れた洗濯物を広げてポリマーなどのごみをていねいに取る作業を進めておきましょう。
だいたい取れたら、重曹を入れ手洗いしておくといいでしょう。
だんだん衣類についていたポリマーが小さくなるのが判りますよ。
ポリマーがついた洗濯物は乾かすと、ついていたポリマーは粉末状に変化しますので、ブラシなどで完全に落とせばいいのですが、もう一度洗濯するとより清潔ですね。
洗濯機でオムツを洗ったら詰まってしまう?
洗濯槽と洗濯物がきれいになったら、最後の仕上げとしてフィルターと排水口・ホースを点検しましょう。
まずは洗濯機にあるごみ受けフィルター、これを取り出して完全にごみとポリマーを取り除きます。
排水口の掃除の仕方が心配なお母さんは、お父さんにお願いしてもいいでしょう。
私も、少々部品を外したりする自信がなかったので、お父さんにお願いしました。
後はホースですが、これも重曹入りの水を使うと便利です。
ホースも一度洗濯機から外し、重曹水をホース内に溜めて一時間ほど放置した後に水道水で流すだけで、ポリマーはもちろん髪の毛などのごみもきれいに流れていきますよ。
これをするのとしないのとでは、ホースや排水口が詰まる可能性が大きく変わるらしいです。
洗濯物だけに気を取られず、機械の方もきちんと最後までお手入れしましょう。
お手入れをしなかったがために、次からの洗濯がうまくいかないということにならないように。
まとめ
紙オムツに限らず、異物を誤って洗濯してしまうケースは多いことです。
実際私も、子供のティッシュや紙オムツ、不織布マスクなどを数多く洗濯機に入れてしまい悲惨な思いをしました。
これを防ぐ方法は、やはり洗濯槽に洗濯物を投入する際に一つ一つポケットを確かめたりする、基本中の基本なのかもしれません。
でもやっぱりやってしまった時は腹を決めて、大掃除のつもりで徹底的に掃除しましょう。
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