そろそろ願書を書く時期ですね。
とはいえ、書き慣れていないと書き方が分からないですよね。
この記事では、学歴の書き方を中心に説明していきます。
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願書の学歴の書き方は?
願書とは、試験を受ける為に申し込む書類の事です。
(『 神や仏に対する願いを記した文書』という意味もありますが、この記事には無関係です。)
願書には学歴を記入する欄があるのですが、幾つかのポイントを押さえて正しく書きましょう。
※ここでは一般的なポイントを紹介しますが、見本がある場合はそちらに従ってください。
●省略しない
『△△高校』と書くのはNGです。
必ず『△△高等学校』と書きましょう。
都立・県立・府立の場合は、東京都立・神奈川県立・大阪府立などの様に、都道府県名も記入しましょう。
●漢字を使い分ける
学校名に『國』や『學』などの旧漢字が含まれている場合、それが正式名称なら願書にも旧漢字で記入しましょう。
●年号を合わせる
記入日や生年月日などと合わさっていれば、西暦(20××年)でも和暦(平成××年)でも大丈夫です。
因みに、学歴として記入するのは中学校からが一般的です。
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願書の学歴のところの「自」と「至」って何?
願書の学歴を記入する欄には、『自』『至』と書いてある事が多いです。
これの意味が分かりますか?
『自』は、時間・場所を示す名詞に付く起点を示す文字です。
『至』は、時間・場所を示す名詞に付く到達点を表す文字です。
学歴の欄の場合は、『自』は入学で『至』は卒業を示す事になります。
通常は年月のみを記入するので、日は必要ありません。
自分が入学した年や卒業した年を間違えている人は意外に多いらしいので、注意しましょう。
日付まで記入しなければいけないなら、卒業日は卒業証書で確認出来ます。
入学日は、学校に問い合わせてください。
間違えてしまった時は、下記の方法で訂正してください。
※訂正の仕方は指定されている場合があるので、願書を確認してください。
・二重線で消す
綺麗に線を引く為に、定規を使ってください。
・二重線で消した上に印鑑を押す
正式な書類で認められている唯一の方法です。
印鑑は小さいサイズの訂正印が望ましいですが、無ければ認印でも良いです。
・修正液を使う
修正テープは剥がれてしまう可能性があるので、避けてください。
願書の学歴に以上は必要なの?
履歴書に学歴を書く場合は『以上』を最後に記入するのが一般的ですが、願書の場合は記入してもしなくても良いです。
記入する場合は、最終学歴を記入した次の行の右端に記入してください。
ここからは余談ですが、願書を書く際の主な注意点を挙げました。
●黒のボールペンで書く
黒のボールペンを使う大きな利点は2つあります。
・見やすい
・シャーペンや鉛筆と違って簡単に修正出来ない
ペン先は0.7mmの物がバランスの良い字を書きやすいのでオススメです。
黒のボールペンでも、消せるボールペンは使用しないでください。
簡単に修正出来るからというのも理由の1つですが、消せるボールペンのインクは熱で透明になっているので、配達時の摩擦や高温になる場所での保管などで薄れて読みにくくなってしまう可能性があります。
●本人が書く
筆跡の違いは、見る人が見れば直ぐに分かります。
願書に時間を使いたくないかもしれませんが、自分で責任を持って書きましょう。
如何でしたか?
細かい事かもしれませんが、正しく書いてくださいね。
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