結婚式で、友人のスピーチと言えば、今でも定番ですね。
結婚式を盛り上げる役割でもあり、新郎の友人なら新婦の、
その逆なら新郎のことを知らない人たちに対して、
新郎新婦のことを紹介する、大切な役割。
なんて素敵な二人だろう、と思ってもらえるようなスピーチにするには、
どうすればいいのでしょうか。
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結婚式に友人のスピーチを頼まれた
あなたがある日、友人にスピーチを頼まれます。
ずっと仲良くて、本人のことをよくわかっている友人として選んでくれたのですから、
その気持ちにこたえるようなスピーチをしたい。
そうは思うものの、人前で話すことに慣れていないと、なかなか難しいものですね。
どういう風に話せばいいんだろう?
他の人たちは楽しく聞いてくれるんだろうか。
面白おかしくすればいいのか、それともしっとりと仕上げればいいのか。
なんといっても、本人たちにとっては最大の人生の晴れ舞台。
二人のステキな友人であるあなたとしては、自分のスピーチで、
新しい生活の一日目を最高に彩ってあげたい。
色々考えてしまうと、ハードルはとっても高い気がしてきます。
失敗したくなくて、いろんなサイトを検索したり、
スピーチ本を覗きこんでは文例を食べるように読み漁りたくなったりしますね。
でも、ちょっと待って。
本人たちが期待しているのは、マニュアル通りのスピーチなのでしょうか?
結婚式のスピーチでエピソードについてどこまで話す?
あなたが友人代表として選ばれたのは、なぜでしょう。
本人たちは、あなたに何を期待しているのでしょう。
あなたに話してほしいエピソード、あるのではないでしょうか?
新郎の若いころの武勇伝を知りませんか。
彼らが付き合う前の新婦の可愛い努力を、あなたが支えてきたのではないですか。
二人が今日のこの日を迎えたのは、あなたがずっと見守ってきたからではありませんか。
二人にとってのあなたは、そういう存在なのです。
きっと、あなたにしか語れない二人の歴史があるはず。
だから、結婚式と言う晴れ舞台でのサポートを、あなたにお願いしたのです。
もし、時間に余裕があるなら、本人たちに直接聞いてみてください。
その際には、エピソードについてどこまで話せばいいのかも確認してください。
いくらあなたがいろんな事を知っているとはいえ、
あなたには知られても平気でも、みんなの前で話されるのは恥ずかしい、
という話だってあるはず。
前もって打ち合わせておきましょう。
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結婚式のスピーチで友人としてタブーなのは?
新郎新婦が話してほしくない、と思うこと以外に、どんなタブーがあるでしょう。
・本人たち同士以外の恋愛経験
新郎新婦にとって、相手が人生で最良唯一の相手。
それ以外の恋愛話なんて、嬉しいものではありませんね。
たとえどんなに凄い相手から惚れられたエピソードがあっても、
この場にふさわしくありません。
参列者にとっても、聴きたいお話ではありません。
・別れを連想する言葉
「切れる」「壊れる」「嫌う」「終わる」など、ネガティブな言葉。
一生を寄り添うと決めた二人には、ふさわしくありませんからね。
・繰り返しを連想する言葉
「たびたび」「重ね重ね」「またしても」など。
結婚式が繰り返されるとよくない、という意味ですが
、最近はあまり気にされない傾向です。
年配の人が多い席では気をつけましょう。
・新郎新婦の年齢について
「高齢」を連想させることだけではなく、「若い」というのも避けましょう。
「若さ」は必ず失われるものですから。
それ以外に、本人が持つ魅力があるはずです。
・子どもを期待
昨今、子どもが欲しい夫婦ばかりではありません。
またこればかりは、二人がどれだけ望んでも必ず手に入る、というものでもありません。
特に女性側には、重いプレッシャーになることもあります。
まとめ
スピーチで何より伝えたいのは、二人への祝福。
難しい美辞麗句で語る必要はありません。
あなたの言葉で、お祝いをしてあげましょう。
参列者の皆さんにその気持ちが伝わり、
二人の幸せな将来を祈りたくなるようなスピーチをしてあげてくださいね。
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