子供がインフルエンザにかかって、薬を飲ませたいのに飲んでくれない!
そんな悩みを抱えているお母さんは、実はあなただけではありません。
嫌がる子供に薬を飲ませるのはなかなかに大変ですね。
他のお母さんがしている工夫をご紹介します。
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インフルエンザで子供が薬を飲まない!
★タミフルには★
錠剤かドライシロップ(水に溶かして飲むタイプ)の2つがあります。
小さい子供にはドライシロップタイプが処方されることが多いです。
★無理矢理はやめたほうが良い…★
嫌がる子供に無理に薬を飲ませると、口から出してしまったり、気管に入ったりして最悪吐いてしまうこともあります。
何より「薬を飲むことはしんどい」というのを子供が強く意識してしまうと、余計嫌がるようになって後々苦労することに…。
子供に楽に薬を飲んでもらうにはどうしたらいいのでしょうか。
次の項では世のお母さん達がしている工夫をご紹介します。
インフルエンザの時の薬の飲ませ方は?
★何かに混ぜて飲ませる★
お薬専用のゼリーをCMで見かけます。
しかし、お値段が1つ300円前後で5~6回分と若干割高なのが悩みどころ。
そんなわけで別のもので代用しているお母さんが多いです。
先輩ママさんたちの工夫がこちらです。
・ヨーグルトやゼリーに混ぜる
・ジュースに混ぜる
・チョコレートに混ぜる
・練乳やジャムに混ぜる
・チョコアイス(味が濃い目のもの)に混ぜる
・ココアに混ぜてチョコドリンクにする
・飴や黒砂糖、フルーツ等と交互に与える
ヨーグルトやアイスなど乳製品に混ぜると、
「薬の効果が薄れるのでひかえてください」
とお医者さんに言われることもあるようですが、意外と多くの方が実践しているのがこの方法でした。
余談ですが、ミルクやうどん、お粥など日常的に食べる主食系のものに加えると、その食材が嫌いになってしまうこともあるそうなのでやめたほうがいいそうです。
★薬を水に溶かしてそのまま凍らせて与える★
お医者さんのオススメの与え方は薬を溶かして凍らせて与える方法でした。
凍らせると、舌がマヒして薬のイヤな味を感じにくいですし、ひんやりとして美味しく食べてくれるそうです。
ただの氷だと食べてくれないということでしたら、薬とジュースや練乳等を混ぜて凍らせる手もあります。
作り方
① 薬とジュースを混ぜる
② 製氷皿の半分くらいまで注ぎ凍らせる
③ 凍ったらジュースのみ足して再度凍らせる
できるだけジュースの割合を多くすると成功の確率が上がるそうです。
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★頬の裏側に塗る★
子供が薬を嫌がる大きな理由は
「味が苦い、まずい」
ではないでしょうか。
舌に薬が付いてしまうとダイレクトに味を感じてしまうので頬の内側に塗って味を感じにくくする方法があります。
★一番は褒めてあげること!★
・薬であることを隠し、味をごまかして飲んでもらう
・薬であることを宣言し、本人も同意の上で飲んでもらう
この2つに関しては、大体半々くらいでした。
子供の中には純粋に味が苦手な子と、
「薬=苦いもの」
という思い込みで苦手な子がいるので後者の場合は薬であることを伏せて飲ませてあげたほうが良さそうですね。
薬であることを宣言する作戦を選んだら、応援して、飲めたらしっかり褒めてあげることが大切です。
・○○(好きなアニメのキャラクター)が見てるよ!
・薬が飲めたら、オヤツ食べようね!
・すごいね!これで早く治るね!
こんな声掛けをしながら、応援したり褒めてあげると、頑張ってくれるかも!
インフルエンザの自然治癒は子供でも治る?
★自然治癒はするけれど…★
インフルエンザはもともと自然と治る病気と言われています。
しかし、タミフルを飲むと1~3日程度で熱が下がるのに比べ、飲まなかった場合は数日熱が長引き、完治するのが遅れることがあります。
自然に治るからと言って、そのままにしておいていいというわけでもなく、特に小さい子供は合併症にも注意が必要です。
★そもそもタミフルってどんな薬?★
タミフルはウイルスの増殖を抑え、さらにウイルスの活動を抑える薬です。
数年前に10代の子供がタミフルを飲んだことによって異常行動を起こし、死亡したという報道がありました。
これについては、タミフルが原因だという立証はなく、インフルエンザの症状一つ「熱性せんもう」という幻覚や幻聴が起こるというのが原因ではないかと言われています。
★小さい子供が注意することは★
タミフルの異常行動を心配する声もありますが、それよりも怖いのはインフルエンザが悪化したときに引き起こされることがある脳炎や脳症です。
主に1~5才が発症しやすく、痙攣や意識障害、異常行動などの神経症状、酷い場合は血管が詰まり、多くの臓器が働かなくなって、その結果、命に関わることもあるそうです。
脳炎はウイルスによって体の免疫機能がダメージを受けたことによって引き起こされます。
ですから、そのウイルスの活動を抑制するタミフルによって脳炎や脳症になる確率を低くできると言われています。
まとめ
嫌がる子供に薬を飲ませるのは大変ですが…
合併症を防ぎ、早く治ってもらうためにはどうにかして飲んでもらったほうが良いようですね。
薬が飲めるようになるのも、成長の大きなステップです。
ほめてほめて、頑張ってもらっちゃいましょう!
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