今まで花粉症になったことが無かったのに、花粉症で周りが苦しんでいるのと同じ時期に鼻水が止まらなくなってしまった。
花粉症になってしまったのか、それともただの風邪なの?
花粉症なのか風邪なのかを見分ける方法はあるのでしょうか?
鼻水の状態からの見分け方を探しました。
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花粉症の鼻水の色は?
花粉症になったことが無い時は、どんな状態なのかさっぱりわかりませんね。
でも、かなりの人数が花粉症で苦しんでいるのと、毎年かかる可能性が増えている事を考えると、何時自分に降りかかるか分かりません。
花粉症も風邪も、鼻に異物が入り込むのを追い出そうとする反応として、鼻水が出ます。
これは、どちらにしても同じ反応。
花粉症の鼻水の色や状態は、「透明でさらさら」なものが出ます。
更に、時間帯は副交感神経の有利な時間、朝と夜、そして花粉のシーズンに症状が悪化する特徴もあります。
ただし、雨の日や花粉が多かったり少なかったりという事で差が出ることがありますので、それは総合的に見ることが必要です。
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花粉症と風邪の鼻水の色の違いは?
それでは、風邪の場合の鼻水はどうなのでしょうか?
風邪はウイルスに感染して、症状が悪化するにしたがって、色が付いたり粘りが出たりしてきますが、引き始めの初期症状としては、花粉症の状態とほぼ見分けが付きません。
ですが、鼻水の状態の変化で
「あ、何かに感染してるな」
という判断が付きます。
鼻水に色が付くころには、風邪の症状も出てくることでしょう。
鼻水の変化をたどると
透明さらさら
↓
透明ネバネバ
↓
黄色ネバネバ
↓
緑色ネバネバ
(他の病気の可能性あり)
と言う感じに変化していきます。
花粉症の症状では、発熱や頭痛、のどの痛みと言った、風邪の主な症状は見られません。
代わりに、目の痒み等が伴います。
鼻水の色で病気がわかる
鼻水の状態で、花粉症か風邪かは、時間の経過とその他の症状を照らし合わせて何となく見分けが付きそうです。
鼻水に色が付くことは、ただ単に異物を洗い流したいというだけでない、という事ですね。
他には鼻水の色からして判断の付く病気があるのでしょうか?
上でお話ししました、「緑色ネバネバ」についても見てみましょう。
・黄色ネバネバ
こちらは、体内に入り込んだウイルスなどをやっつけた後の死骸が多く集まることによって黄色になってきます。
一般的な風邪や、ウイルス性の感染症の疑いがあります。
他の症状と照らし合わせて様子を見ましょう。
片方だけに出る場合や、おかしいな?と感じたら、病院へ行くのも良いでしょう。
・緑色ネバネバ
黄色よりも症状が悪化している状態です。
一般の風邪症状からも、鼻の奥に溜まった鼻水から炎症を起こすことで「副鼻腔炎」という病気を引き起こすことがあります。
これは、鼻の奥の炎症が鼻水によって引き起こされるので、花粉症でも風邪でも、原因はどちらも考えられます。
一般的に症状が良くなってこれば、緑色の鼻水は収まってくるのですが、しばらく続いていたり、片方だけに起きていたり、頬辺りに痛みがあるようであればこの病気を疑ってみましょう。
3か月以上続くようであれば、「慢性副鼻腔炎」になっている事も考えられます。
最悪手術しなければいけないような大変な事になりますので、注意しましょう。
・オレンジ色ネバネバ
こちらは、緑色や黄色の状態に、炎症による血液が混じったものと考えられます。
緑色と同じ病気の可能性もありますので、気を付けましょう。
まとめ
鼻水だけでも色々ありますが、手が届かない、見えない場所だけに自分ではどうしようもないところがありますね。
花粉症も嫌ですが、他の病気の見落としの無いように、注意することが大事ですね。
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