朝、起きると雪が降っていて積もっててビックリしてしまうことが年に何回かあると思います。
急な積雪で、しかも凍ってしまったときには、手っ取り早く雪や氷を取り除くためにお湯を使おうと考える人も多いでしょう。
雪を溶かすのにお湯を使っても大丈夫なのでしょうか。
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雪の時にお湯を使ってもいい?
毎年冬に積雪があり、雪に慣れている地域であれば、それなりに対処法を知っていると思います。
一方で、太平洋側の都市部など、あまり雪になじみが無い地域であれば、急な積雪によって交通機関に影響が出たり、けが人が出たりと、積雪の影響は大きなものです。
急な冷え込みで雪が降ると、家の玄関先や車に積もってしまい、家を出るときや車を使う前に雪かきが必要になります。
冷え込みが強く、降り積もった雪が凍ってしまったときは大変です。
急ぎ雪や氷を溶かしたいとき、お湯をつかうことを考える人もいるでしょう。
特に朝、時間に十分な余裕が無いときはお湯を使ってもいいでしょう。
ただし、日中にあまり気温が上がらないときや夜に、お湯を使って雪を溶かしてしまうと、一時的には良いですが、そのお湯が凍りつく可能性があり危険です。
できれば、時間に十分な余裕をもって、雪かきをするようにしましょう。
日中にある程度気温が上がるのであれば、お湯を使っても凍りつく可能性は低いので、その日の冷え込みの程度によってお湯を使うかどうか考えるようにしましょう。
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雪の時にお湯はダメなの?
先ほど述べましたように、その日の冷え込みの程度によっては、雪の日にお湯を使うことは構いません。
凍りつく可能性について考えて、お湯を使うかどうか考えましょう。
路面では雪に比べると氷のほうが危険です。
再び凍りつく可能性がないか、よく考えましょう。
路面が濡れているだけなのか、氷が張っているのか、ぱっと見ただけでは判断が難しいので、油断して滑って転倒してしまう恐れがあります。
雪が降ったときにお湯を使いたいところとして多いのが、玄関先の階段や車のフロントガラス等が考えられます。
玄関先の階段に薄く氷が張ってしまうと、とても危険です。
お湯を使うと一時的に雪や氷が溶けるので、とても有用なように感じますが、より危険を増やしてしまう可能性があるのです。
また、氷の上に雪が降ると、さらに危険が増します。
氷は溶けないですし、雪によって氷が見えなくなるうえ、より滑りやすくなります。
路面に氷が張ると、転倒して骨折する人も増えます。
雪が多く降る地域では、坂道に熱線を入れたり、路面に少量の水を流して融雪しているところもあります。
積雪を防止し、常に水が流れるようにして、降り積もった雪を溶かすとともに凍りつかないようにしているのです。
雪の日にお湯を使ってだめ、ということはありませんが、使った結果どうなるかを良く考えて使いましょう。
雪の時にお湯を車にかけてもいい?
さて、玄関先や路面に積雪があったときには、時間に余裕を持って雪かきをすることが望ましいことは先に述べたとおりですが、車についてはどうでしょうか。
通勤などで車を使用する人にとっては大事なところです。
フロントガラスに雪が積もってしまうと何も見えませんし、ワイパーも凍ってフロントガラスに張り付いてしまっているかもしれません。
事前に凍結防止カバーなど掛けていれば、凍結は防げるでしょうが、慣れていない人にとっては、そのような対策などできないかと思います。
雪が降るような冷え込む日に、外に駐車している車の中というのは、それは寒いものです。
そんなときに、雪や氷を溶かすために、凍ったフロントガラスにお湯をかけてしまうと、その急激な温度変化でフロントガラスにヒビが入る可能性があります。
最近の車ですと、ぬるま湯程度であれば耐えられるようですが、仮に割れずに溶けたとしても、濡れたまま車で走行することで、外気温で再び凍る可能性もあります。
車のフロントガラス等に対しては、解氷スプレーやスクレーパを使って氷を削り落とすことが良い方法です。
あとは、少し時間がかかりますが車内の暖房を効かせてガラスを温める方法も有効です。
雪が降るような日に車にお湯をかけるのはやめましょう。
まとめ
雪の日に、雪や氷を溶かすためにお湯を使うことは、その日の気温で可否を考える必要があります。
車の場合、急激な温度変化でフロントガラスが割れる可能性もあります。
雪の日には、お湯に頼らなくとも方法はありますので、時間に十分な余裕をもって行動するようにしましょう。
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