温かいブーツは冬場に必要不可欠なアイテムですね。
でも、一日履いた後にブーツの臭いが気になる事はありませんか?
実は、保温効果の高いブーツは湿度が大好きな細菌の温床になりやすく、それが臭いの原因になると言われています。
特に、シーズンが終わる時に正しい方法で片付けておかないと、次に取り出した時に臭いやカビの被害に合ってしまう事も多くあります。
そこで今回は、ブーツの臭いを防ぎ、一日の終わりに素早くお手入れ出来るいくつかの方法をあげています。
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ブーツが臭いときの対策は?
一日ブーツを履くとコップに1杯分の汗をかくと言われています。
という事は、ブーツの中は蒸れと湿気でいっぱいという事になりますね。
この湿気が細菌の温床になってしまい、臭いの原因となると言われています。
では、どのようにして湿気を取る事が出来るでしょうか?
①靴下を履く
素足でブーツを履くと汗がブーツに直接染み込んでいきます。
ストッキングでも良いですが、綿素材の靴下の方がより吸収力があります。
また、一日のうちに2~3足履き替える事でより足元をドライに保つ事が出来るでしょう。
②ブーツの湿気を取る
・湿気取り
ブーツ用の湿気取りや、備長炭など湿気を吸収する素材の湿気取りを入れておきます。
また、同じブーツを2日続けて履かないようにすると、次の日に1日かけて乾燥を助ける事が出来ます。
・陰干し
洗った日はもちろん、一日の終わりに風通しの良い日陰に陰干しします。
靴のいっぱい入った下駄箱よりも、玄関の隅などより広い場所の方が乾きやすいと言えます。
③ブーツを丸ごと洗う
ブーツ専用の洗剤を使って丸ごと洗う場合は、ブーツの種類によって洗い方が異なります。
また、ブーツ専用のクリーニングもありますので、専門家に洗ってもらう事も出来るでしょう。
ブーツの臭いを消す方法は?
では、ブーツに臭いが付いた場合の消臭方法をあげていきます。
予防と対策の両方をあげていますので、これらを組み合わせればバッチリ臭いを消す事が出来ます。
■10円玉を使う
銅製の10円玉には消臭効果があります。
10円玉を2~3個入れておくだけで、次の日に臭いが消えるのはマジックのようですね。
■重曹を使う
粉末を振りかけておく事で湿気を吸収してくれます。
次回、履く前に掃除機で粉を吸い込む事がやや面倒ですがその効果は期待出来ます。
■消臭剤を使う
ブーツに入れておくロングタイプの消臭スティックや、いつでも使える消臭スプレーが便利です。
芳香剤よりも消臭剤の方が効果が期待出来ると言われています。
■コーヒーやお茶の出涸らしを使う
レギュラーコーヒーや緑茶を飲んだ後に出る茶葉を乾燥させてお茶パックなどに詰めてブーツに入れておくと消臭効果があります。
まさにリサイクル効果ですね。
■消臭効果のある中敷きを使う
中敷きは手間が掛からず、蒸れを抑え、履き心地を良くしてくれるのでお勧めです。
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ブーツの中の手入れの仕方は?
最後に、ブーツの臭いを消すお手入れ方法をあげています。
一日の終わりだけではなく、シーズンの終わりには、必ず以下のような方法を取って、来シーズンに備える事が出来るでしょう。
①除菌
乾燥・洗浄・続けて履かない事が、細菌を弱らせて死滅させる効果的な方法です。
除菌スプレーなどを内側に使う事も出来るかもしれません。
②除湿
陰干し・新聞紙などを詰める・湿気取り棒などを使って湿気を完全に取り、除湿します。
ブーツは日向に干してはいけません。
また、乾燥機やドライヤーの使用も生地を痛める事になるので禁止です!
③乾燥剤
空気中の湿気を寄せ付けない様に下駄箱に入れず、専用の箱か周りに靴がない所に乾燥剤と共に保管します。
乾燥剤はシリカゲルのようなものでも良いですし、先に取り上げたコーヒーや緑茶の出涸らしを乾燥させたものでも代用出来ます。
④丸ごと洗う
シーズンの終わりにはブーツを丸ごと洗濯する事もお勧めします。
自分で洗う人も多いですが、専門家にクリーニングをお願いする方が、確実に洗えて長持ちするかもしれません。
まとめ
ポイントとしては、殺菌と除湿が第一という事でしょうか?!
ブーツを出来るだけ無臭で長く履き続けるためには、外より中を清潔に保って、細菌を寄せ付けない様にするための日頃のケアが不可欠であるという事ですね。
特に、女性は皮靴を履く機会が多く足の臭いが気になっている人が後を絶ちません。
ここで挙げたような気軽に対処できる方法を試しに行ってみて、優れた効果が見られるようになったと言っていただけるよう心から願っています。
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