学期が終わるごとに気になるのが学生服の汚れ。
子供が毎日使うのだから、きっと汚れているでしょうね。
色が目立たない分、どこが汚いの?と思うかも知れません。
汚れるとクリーニングに出してしまいがちな学生服ですが、自宅で洗濯できるようです。
クリーニングはやっぱり高いですし、学生服も長く着る物なので洗った方がいいし。
自宅で上手く洗えるのであれば、やってみるのも良いかもしれませんよ。
洗濯の頻度や洗剤はどうしたら良いのでしょうか。
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学生服の洗い方ってどうやるの?
自宅で制服を洗う方法は、手洗いと洗濯機を使う方法があります。
手洗い・洗濯機とも洗う前にポケットの中に何も入っていないことや、ボタンや装飾品のほつれがないことを確認しておきましょう。
取り外せるものは可能な限り取り外しておくとよいでしょう。
また、ボタンなどを留めて形を整えておくと型崩れを防ぐことができます。
手洗いの場合は、大き目のたらいにぬるま湯を入れ、制服を浸し、優しく押し洗いをします。
力強く擦ったり揉んだりすると生地が傷んだり、縮んでしまう原因になります。
すすぎや脱水についても同様に優しく押して、水や洗剤を追い出すように行います。
洗濯機を使う場合も、ぬるま湯を使用します。
脱水は30秒から1分程度にとどめましょう。
長時間にわたって脱水をかけるとシワがついてしまいます。
いずれの場合でも、洗い終わったら風通しのよい場所で陰干ししましょう。
学生服の洗濯頻度はどれぐらい?
学生服の多くはウールや綿、ポリエステルなどの生地から作られています。
ウールが50%以下のものや綿やポリエステルで作られている制服は自宅で洗濯することができます。
制服の生地については洗濯表示等をご確認ください。
ウールは非常にデリケートな素材であるため、頻繁に洗濯しすぎると傷んでしまいます。
型崩れや縮んでしまう原因にもなります。
汚れが目立ってきてから洗濯する程度で良いでしょう。
約1か月程度の着用で汚れが目立ち始めると言われています。
また、学校にもよりますが季節によっては制服の上を脱いで過ごすことが多いこともあります。
ほとんど来ていない場合や、汚れが目立たないときは、消臭スプレーのみのケアでも良いかもしれません。
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学生服の洗濯におすすめな洗剤は?
学生服の洗濯には中性洗剤を使用しましょう。
衣料用の中性洗剤は、「ドライマーク洗剤」や「おしゃれ着用洗剤」などとも呼ばれ、食器用の中性洗剤とは異なります。
ご家庭でよく使用する洗剤はアルカリ性です。
多くの学生服にはウールが含まれています。
ウールは非常にデリケートな素材で、さらにアルカリ性が強いほど素材に対して大きなダメージが加わります。
大きなダメージが加わると、色合いや風合いが損なわれてしまいます。
また、アルカリ性洗剤には仕上がりをよく見せるために蛍光増白剤が含まれているものもありますが、この成分も色合いを損なう原因しなります。
ただし、皮脂や汗などによる汚れは酸性であることから、中性洗剤で洗うと中和による洗浄効果が期待できなくなってしまいます。
あまりにも汚れがひどい場合はクリーニングに出しましょう。
まとめ
学生服は自宅で洗うことができます。
洗い方や洗剤を正しく選び、制服をきれいに保ちましょう。
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