冬にお世話になるホットカーペット。
表面から伝わるホコホコぬくぬくのなんとも言えない温かさに、その場から離れられなくなったり、うっかり寝落ちをしてしまうという方も多いのではないでしょうか。
また、うっかり付けっぱなしにして外出してしまって、
「ああ…来月の電気の請求が怖い…!」
なんて恐怖にかられることもありますね。
どうしても長い時間連続使用してしまいがちなホットカーぺーット。
電気料金はどのくらいなのか、節約するにはどうやって使うのが良いかを調べました。
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ホットカーペットをつけっぱなしにすると電気代はいくら?
ホットカーペットは部屋全体を暖めることは勿論できませんが、肌に触れている部分を温めてくれるため、体感で暖かいと気持ちにしてくれるため、時間をかけずに暖をとることができます。
巷では
「冷暖房器具は付けっぱなしにしたほうがいい!」
とか
「付けっぱなしにしても、電気料金はそこまで大きな金額にはならない」
なんて言われていますが、実際にホットカーペットを長い時間使い続けるとどのくらいの料金になるのでしょうか。
使っているメーカーや出力やカーペットが家庭によって違うのでなんとも言えませんが、3畳のカーペットを600wで使用したときの電気料金の目安は下記のようになります。
一時間7~9.5円。
一日(5時間使用)35~47.5円
それを一か月続けると1085~1472.5円
そこまで高額という感じはしませんね。
ちなみに24時間つけっぱなしにして1か月過ごしたときの料金は、5,040~6,840円です。
さすがにここまでくると高額という印象を受けますね。
ちなみに、コタツはホットカーペットよりも電気料金が比較的安いと言われていますが、それにはそれぞれの構造が関係しています。
コタツにはサーモスタットと呼ばれる、温度を感知して自動的に電源をオフにしたり、出力を下げたりする機械が備わっているため、そこまで電気を食いません。
しかし、ホットカーペットの場合、サーモスタットが備わっていないため、電源がオンになっている間はずっと温め続けます。
ですから、基本的に付けっぱなしにしたところで電気代が逆に安くなるということはありません。
しかし、長い時間使うとなると少しでも節約して、電気料金を安く収めながら使いたくなりますよね。
ホットカーペットを使いながら節約するにはどんな方法があるのか見ていきましょう。
・温める場所を設定できるタイプならば、人が居る部分のみ温める
・床の冷たさや底冷えをシャットアウトするために保温シートをホットカーペットの下に敷く
(なければ新聞紙や段ボール、プチプチシートをでもOK)
・低温の設定にして体の上にひざ掛けや大きめのブランケットをかける
・寝転がって使うなら、腰や背中太ももなど、血管が密集していてそこを温めれば全身が温まりやすくなるという部分を下にして寝転がる
よくホッカイロを腰に貼ったりしますが、それもこの血の巡りが関係しています。
ホットカーペットは直接肌に触れているということもあって、長時間あたっていると低温やけどをしてします危険があります。
表面上は特になんともなくても、肌の奥の方までやけどしてしまうことがあるため、長時間の使用はできるだけ避けましょう。
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ホットカーペットのつけっぱなしは故障の原因になるの?
特につけっぱなしにすることによってそれが直接原因で故障することはないようです。
ただ、テーブルの下に敷いたり、重いものをカーペットに置いて使用すると、中の電熱線が断線する原因になるようです。
座布団などを置いてそこの箇所だけ暖まりやすい状態のままで使用すると、本体が熱を持ってしまい故障の原因になります。
また、説明書にも書いてありますが、折りたたんだ状態のままで電源を入れるなどするのもNGです。
長く使いたいのであれば、使用状況を見直して、つけっぱなしを避けたほうが無難でしょう。
まとめ
使いかたを注意して使えば、長く故障せず使えるようです。
24時間付けっぱなしだと、さすがに電気代も恐ろしいですが、毎日の4~5時間であればそんなに高い感じもしませんね。
タイマーなどを上手く利用して、賢く暖まりましょう。
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