食卓に一品は並べておきたい料理の一つですね。
特に冬が旬の白菜は、みずみずしくさっぱりとしていて
サラダ代わりに出したくなります。
おばあちゃんやお母さんの味を参考にしようにも、
口伝されているものだから正確な塩梅が分からない。
毎日作るものだから大体のレシピを知っておきたい。
そんな方のために、一般的な白菜の浅漬けのレシピを
ご紹介します。
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白菜の浅漬けは簡単にできる?
私が初めて漬物を作るときに思い浮かべたのは
実家のばあちゃんが大きな桶に野菜をたくさん入れて
塩をザッザと振り、重い漬物石をよいしょと
載せている姿でしたが、正直漬物にそこまで
労力は割けないや…というのが本音でした。
一人暮らしや少人数のお家で実践されているのは
ほとんどがポリ袋で作る浅漬けだと思います。
ポリ袋でも十分美味しい浅漬けが作れます。
ポリ袋漬けのメリットは、ポリ袋だけで
漬けることができ、冷蔵庫の中に入れても場所を取らず、
少量をサッと作ることができるところです。
1時間程度でさっぱりと、数日おいて乳酸菌発酵をさせ
漬物らしい味にと、作り方次第でいろいろな味を楽しめます。
白菜の浅漬けを短時間で作りたい。
白菜の浅漬けレシピをご紹介します。
<材料>
白菜のざく切り…500g
生姜の千切り…少々
昆布の細切り…5センチ角1枚分程度
鷹の爪の輪切り…お好みで
<漬け汁>
塩…大さじ3/4
砂糖…大さじ1/4
呼び水…1カップ
(呼び水とは素材と調味料のなじみをよくするために
入れるお水のことです。)
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1、材料と漬け汁をポリ袋に入れて袋の口を持ちながら、
反対の手で袋の底をモミモミして漬け汁を
野菜に行きわたらせます。(袋が破れないように注意!)
2、漬け汁と野菜がなじんだら、袋の空気を抜いて
圧縮状態にし、袋をねじってキュッとしっかり結びます。
3、室温で1時間ほどおけば、美味しい浅漬けの完成です!
きちんと浅漬けを作るとするとこんな感じです。
更に時間を短縮したいという方にオススメなのは、
味噌汁などに入れる本だしを使って漬けてしまう方法です。
呼び水を使わずに白菜200gに対して、本だしを小さじ1/3、
塩小さじ1/3、隠し味にミツカンかんたん酢を5プッシュ
くらい入れて1時間くらいで出来ます。
サラダを作るのが面倒なときは、この方法でキュウリや
白菜を漬けて食卓に並べてしまえば一品完成!
生野菜を採りたいときに重宝します。
白菜の浅漬けの日持ちはどれぐらい?
上記でご紹介したビニールに入れて作る方法の場合、
大体の日持ちは冷蔵庫で10日前後です。
漬物の保存の難しいところは、
日を追うごとに、漬物がどんどん酸味を増していくところと、
野菜の甘味が出てきて初めの頃と味が変わってきてしまう点です。
漬けたてのフレッシュ感が好きな方は、こまめに毎日作って
食べきってしまうほうが良いでしょう。
我が家の祖母が、時間が経ってしまった漬物にする荒技は
ズバリ漬物を水でジャブジャブ洗ってから食べる方法です。
しかし、荒技だけあって塩気は洗い流せますが、
同時に旨みも一緒に流れてしまいます。
日持ちするとは言っても、1~2日くらいで食べきったほうが
好みにもよりますが、美味しく食べられるでしょう。
まとめ
漬物はその家の味と言ってもいいほど、
各家庭でいろいろな作り方があって、
いろいろな人に作り方をたずねるたびに
「そーいうやり方もあるのね!」とびっくりさせられます。
いろいろなレシピを聞いて、簡単で美味しく作れる方法を
探ってみるのも一つの楽しみですね。
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