急な冷え込みと降雪で、通勤手段に迷うことがあります。
車では間に合わないかもしれない、電車が止まったらどうしたらいいのか、通勤すべきか休むべきか、考えてしまうことはいろいろとあります。
雪の日の通勤の考え方についてまとめていますので、参考にしてください。
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雪で電車が止まるとどうなるの?
雪に限らず、天候障害や事故などの理由で電車が遅延したり運休したりした場合、遅延証明書が発行されます。
駅の改札などで遅延証明書を配布していたりもしますし、混雑して遅延証明書を受け取れないような場合は、JRや一部の鉄道会社ではホームページ上で遅延証明書の発行が可能になっていますので、パソコンなどから取得することも出来ます。
電車が遅延したことにより損害が発生した場合の保証については、鉄道会社の約款に、鉄道会社がその損害を追わない旨が明記されており、損害賠償請求はできないようになっています。
私たちが鉄道を利用するときには、利用者と鉄道会社の間で運送についての約款を結んでいることになり、気がつかない間にこの約款が適用されているのです。
遅延によって約束の打ち合わせや会議に遅れる可能性がある場合には、当然のことですが、事前に相手先に連絡するなどして遅れる旨を伝えたり、時間の変更を依頼するなど、仕事に大きな影響がないよう、事前に対処しておきましょう。
また、それほど大事な打ち合わせであれば、事前に天気予報を確認したり、時間に十分余裕をもって行動するなどして、遅れないように対応しましょう。
雪のとき電車で通勤した方がいい?
めったに雪が降らない地域で、雪が降った場合には、安全のために電車通勤にしたほうがよいでしょう。
混雑状況や天候によって遅延が生じる可能性もありますが、マイカー通勤よりは事故の発生確率は減ります。
時間に十分余裕があり、雪道の運転に慣れていたとしても、他の車の利用者もそうとは限りませんし、もらい事故の可能性もあります。
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雪の日は、そうでない日よりも交通渋滞が起きやすく、路面状態もよくありません。
交通手段を変えて仕事に間に合えばよいですが、マイカー通勤だと遅れる可能性が高く、電車を利用しても遅れる可能性がある、といった場合はどうしたらよいのでしょうか。
交通手段がどうあれ、遅刻は遅刻です。
交通手段を変更することは会社に申請している通勤経路、手段を変更することになります。
雪などの天候不良で遅れる可能性がある場合には、事前に上司にその旨を伝え、交通手段も変えることも伝えておきましょう。
あまりに天候が悪い場合には、仕事の状況なども見ながら、不要不急の外出は控えるようにし、状況によっては仕事を休むことも視野に入れて、上司と相談しましょう。
安全面も含めて最善の方法を選択しましょう。
雪の時に仕事を休むのはいいの?
雪の日に仕事を休んでも良いかどうかは、仕事の状況、内容などから判断し、上司と相談しましょう。
日本では、有給休暇の取得率はまだまだ低い状況ですので、これを機会に使用するのもよいでしょう。
交通機関が麻痺しているような状況であれば、会社から自宅待機命令が出る場合もあるでしょうし、有給休暇の扱いになる場合もあります。
欠勤扱いになる場合は、給与に響きますので休むことをためらいがちですが、出勤するかどうかについては、仕事内容、安全面から判断しましょう。
仕事をやすみたくなくとも、電車の運休によって出勤できないこともあります。
雪の影響で電車がとまる恐れがある場合には、安全面からも仕事を休んだほうがよいかもしれません。
通勤途中で電車が立ち往生して、数時間閉じ込められた、というニュースも聞きます。
ご自身の通勤経路や通勤にかかる時間などから、どのような可能性があるのか考えておきましょう。
休んでも良いかどうかは、上司などと相談して決めるべきですが、休まざるを得ないときもあります。
その様なときにどうしたらいいのか、在宅でも可能なのか、代われる人はいないのか、など、対応の仕方について、日頃から考えておき、上司や同僚などと相談しておきましょう。
まとめ
雪で電車が止まるかもしれないとき、それで遅刻してしまうときは、利用する鉄道会社から遅延証明書が発行されます。
遅れそうなときは、なるべく仕事に影響が出ないように事前に調整しておきましょう。
そして、遅れの件や、休むかどうかなど、上司への連絡は確実に行いましょう。
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