お気に入りで大切なコートは長持ちさせたいですよね。
でも、正しい手入れの方法がわからなかったり、ついかけっぱなしにしていたりと、あまり手をかけることが出来ていない人も多いのではないでしょうか。
手入れの仕方がわかればコートも長持ちさせることができますよ。
ここでは、コートを長持ちさせるための方法について紹介します。
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コートの手入れのコツは?
毎日洗うことができない衣類の手入れは、ブラッシングが基本です。
コートのほかに、カーディガンやセーターなども、ブラッシングすることで綺麗を保つことができ、長持ちさせることが出来ます。
コートは、着用したらその都度ブラッシングすることが基本となります。
風合いを保ち、しわがつかないように、ほこりがつかないように、湿気を含まないように、丁寧に取り扱うことが、何よりコートを長持ちさせるコツです。
そのためには、丁寧に着用し、着用したらブラッシングでほこりを落とし、湿気を取り除くために干して乾燥させます。
汚れやカビを防ぐためには、毎回丁寧にブラッシングをしましょう。
ブラッシングを継続するためには、お気に入りのブラシをひとつ持っておくことです。
お気に入りのブラシでブラッシングすることで、コートに対する思い入れも強くなりますし、丁寧に扱おうという意識にもつながります。
コートは靴と同じで、毎日着続けるのではなく、少し休ませることも長持ちさせるためには大切なことですが、毎日でなくとも、毎回のお手入れは手間のかかるものです。
それをいかに意識するか、いかに癖付けるかが、手入れのコツです。
コートの手入れでブラシのおすすめは?
洋服用のブラシというと、エチケットブラシや天然の馬毛をしようしたブラシなど、その素材や硬さなど種類が様々です。
ウールやスエード、毛皮などの生地別に専用のブラシがありますが、生地を傷めずにホコリを落とせるものでは、天然の豚毛や馬毛のブラシがお勧めです。
天然の獣毛を使用したブラシは、静電気が起きにくいという特徴もありますので、気になる場合は、1つの検討材料としてください。
また、ブラッシングの力加減は調整できるので、やわらかめのブラシを1つ持っておくと便利ではありますが、ブラッシングが習慣になると物足りなさを感じてしまうかと思います。
やはり、目的に応じた硬さのブラシがベストではありますので、コートの素材を確認してブラシも合わせて購入すると良いでしょう。
洋服ブラシを取り扱っているメーカーはいくつかありますが、REDECKERというドイツのブラシメーカーの洋服ブラシは、良質な天然豚毛を使用したブラシで、手になじみやすく使いやすいものですので、ひとつ参考にしていただければと思います。
お気に入りのブラシを見つけるために、洋服ブラシの製造メーカーのホームページなども参考にするとよいでしょう。
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コートの手入れの方法は?
コートの手入れは、着用したらその都度ブラッシングすることが基本、ということは前述のとおりです。
ブラッシングでは、布をこすらないようにすることが大事なことです。
こすってしまうと、その摩擦によって繊維が傷ついてしいますし、こすることでホコリが生地に絡み、とれにくくなってしまうからです。
ブラッシングは、ホコリを払うものと意識しましょう。
順序としては、まず、毛の流れとは逆向きにブラッシングして、ホコリをかきだし、次に、毛の流れに沿ってホコリを払い落とします。
仕上げに毛の流れに沿ってブラッシングをして布地を整えて完成です。
ブラッシングは、洋服の上から下に向かってかけることが基本で、肩からはじめて、胸、背中、両袖、裾の順に行います。
襟やポケットの内側のような細部も丁寧にブラッシングして綺麗にしましょう。
そして、ブラッシング後は、しわが出来ないようにハンガーにかけるなどして、よく乾燥させましょう。
そのくらい手間をかけて、丁寧にブラッシングすることで、クリーニングの頻度も減る上に、コートは風合いよく長持ちするようになります。
ほこりが目立つときは、あまりお勧めはしませんが、部分的にコロコロを使ってもいいでしょう。
コートの風合いを損なうことや、毛が抜けないように十分注意してください。
まとめ
コートを長持ちさせるためには、着すぎないこと、丁寧に扱うこと、着用したらその都度ブラッシングすることが大切です。
そのために、生地にあわせたお気に入りのブラシを見つけてください。
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