せっかく行くならお母さんだって恥をかかないように
装いもきちんとしたものを着ていきたいですね。
品格があって、お子さんを引き立てられる服装で参加しましょう!
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七五三の時の親の服装は?
七五三ではお子さんを主役として引き立たせるため、
両親はお子さんよりも格式の低い服装が良いとされています。
女性のスーツはカラーフォーマルやセットアップスーツを着ている方が多く、
着物であれば訪問着や付け下げ色無地が相応しいとされています。
11月は冬に近づいていて、スーツだけでは肌寒さを感じる方もいらっしゃるでしょう。
トレンチコートやカーディガン、厚手のストールなどを持参して
防寒対策をしておくのも良いかもしれません。
動き回るお子さんに着いてまわることや、神社の構内を歩くことを想定して、
ヒールになれていない方はヒール低い靴を履いていくことをおすすめします。
七五三当日は写真館や美容室の混雑が予想されるので、
早めの予約しておくのが良いでしょう。
中には普段着で行かれる方もいらっしゃるようですが、
せっかくの我が子の七五三ですし、神社に参拝に行く際は
神様の前であるということを考慮し、カジュアルすぎる服装は控えたほうが良さそうです。
七五三に親が着物ならどんなものがいい?
七五三では訪問着や付け下げ、色無地がよく用いられます。
黒留袖は女性にとっての正礼装にあたり、七五三ではお子さんの服装との
格式との釣り合いを考えると控えたほうが良いでしょう。
色留袖も五つ紋のものであれば正礼装に入りますので、
格式が高くなってしまうため控えたほうが良いという意見も聞かれます。
ですが、昔は七五三では留袖を着るのが主流だったという意見もあり、
また近年では七五三で様々な着物が着用されるようになった背景もあって、
格式について細かく気にしている方は少なくなってきているようです。
黒留袖や振り袖などでなければ浮いたりすることは少ないようで、
色留袖で参加される方もいらっしゃいます。
格式を重んじるのであれば、色留袖は一つ紋もしくは三つ紋を選ぶのが無難です。
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手持ちの色留袖が五つ紋の場合は、結婚式などの祝いの席では
金色の小物が格式を高くするということで、色留袖と合わせることが多いですが、
七五三ではあえて金色以外の小物を選び訪問服風に着こなすことで
格式の高さを控えるなどの調整をしてみると良いでしょう。
格式の高さと合わせて着物を選ぶ際に考慮したいのが、着物の色です。
お子さんと同じ色の着物を選んでお揃いにしたいという方もいらっしゃるようですが、
主役はあくまでお子さんですので、お子さんを引き立てたれるような
色の着物を選ぶことをおすすめします。
強すぎる色づかいや模様のものを避ける、優しい色合いのものを選ぶ、
同系の色であっても暗めのトーンの色を選ぶなどの工夫をして、
お子さんとのコーディネートのバランスも考慮して、着物を選びましょう。
七五三に親はスーツならどんな感じのものがいい?
女性も男性もスーツも正装に入りますので、基本的にはどんなものでも大丈夫です。
女性の場合は黒でシックにまとめるのもよいですが、黒の比率が多すぎて
喪服やリクルートスーツのようにならないように気を付けましょう。
手持ちのものを使うならば例えば黒のワンピースには白系のジャケットを組み合わせる、
黒のジャケットにはピンクやベージュのワンピースやスカートを合わせるなどして、
色味をプラスしましょう。
手持ちのスーツがビジネス向けのものしかないという方は、
コサージュやストールを取り入れて華やかさを演出するのも良いでしょう。
新たにスーツを購入するという方には色はベージュやグレーで、
形はノーカラーのジャケットとワンピースのセットアップスーツがおすすめです。
ベージュやグレーといった中間色は季節を問わず着ることができ、
七五三に限らず入学式や卒業式、謝恩会やちょっとしたパーティーの際にも
着回しができるので一着持っておいても損はありません。
男性の場合は特に指定はありませんが、冠婚葬祭用のダブルのブラックスーツは
格が高くなってしまいますので、避けたほうが良いでしょう。
ネクタイの色は冠婚葬祭用の白や黒のものはNGですが、
他は柄の入っているものや色付きのものなど普段使いしているもので大丈夫です。
まとめ
こうしてみると、日本古来の格式や風習は
複雑なようでもありますが、主役を立てる文化は奥ゆかしいものですね。
七五三はお子さんの成長の一歩をお祝いする儀式です。
お子さんの大切なお祝いの日は親子でピシッときめていきましょう!
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