お彼岸は春分の日、秋分の日をそれぞれ中日として前後3日間を合わせた期間になります。
お彼岸にお供えするおはぎは、古くから親しまれている日本の伝統和菓子です。
手作りでおはぎを美味しく作るコツと、保存方法を調べて見ました!
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お彼岸のおはぎの作り方は?
あんこの材料になる小豆には、邪気払いの効果があるとされています。
小豆の赤には災難や病気から身を守ってくれる力があると信じられ、先祖の供養の際に小豆料理であるおはぎをお供えするようになったと伝えられています。
おはぎを14個分作る材料には、もち米とうるち米を7:3の割合で合わせて2合になるように準備します。
もち米とうるち米を合わせて洗い水の量を通常の分量より少なめにし、30分以上吸水させてから炊飯器で炊き上げます。
炊き上がったらすぐに小さじ1/3の塩を振りもち米を半分程度につぶし、手でつかめる程度に冷めたら作る数を等分し丸く形を整えます。
あんこはゆであずき缶を使い、中身を鍋に開けて火にかけながら水分を飛ばし、好みの甘さに調整していきます。
あんこを手のひらに広げ、丸く作った餅を入れて形を整えていきます。
おはぎを美味しく作るコツは、もち米とうるち米を混ぜて作ると適度なやわらかさと水分を保つ事が出来、冷めてもやわらかく美味しく食べる事が出来ます。
もち米だけではもちもちしすぎてしまいつぶすのが難しくなり、うるち米だけではもっちりとした食感を出す事が出来ずべちゃっとなってしまいます。
おはぎの保存と冷凍の仕方と期限は?
冷凍保存が一番適した保存方法で、タッパーに入れるかひとつずつラップに包んでからフリーザーバックに入れ、空気をしっかり抜いて保存します。
アルミホイルに包んで保存をすると、急速冷凍がしやすくなります。
タッパーに入れる際には、くっつかない程度に間隔をおいて入れます。
間隔をあけずに冷凍保存してしまうと、解凍した際にくっついてしまい手間がかかってしまいます。
一度にたくさん食べる方は間隔をあけずに冷凍をしても大丈夫ですが、少しずつ食べたい方は間隔をあけて冷凍する事をおすすめします。
解凍する場合はおはぎを冷蔵庫に入れて解凍するのではなく常温で自然解凍をします。
冷凍したおはぎを食べる前日に冷蔵庫に入れて少しやらかくなってから、当日常温で解凍するのは大丈夫です。
冷凍された物をそのままレンジに入れてしまうと解凍にムラが出る場合があり、レンジに入れて温める事でおはぎのご飯部分の劣化を防ぐ事が出来ます。
レンジを使って温めたおはぎは冷えてしまうと固くなり美味しくなくなりますので、食べる直前に温める事をおすすめします。
保存期間の目安は1ヶ月程度になりますが、なるべく早めに食べる事をおすすめします。
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おはぎの保存で翌日もやわらかく食べる方法は?
常温保存では、3月ならばタッパーなどに入れて1日程度なら保存する事が出来ます。
9月はまだ暑い為、常温では翌日まで日持ちしない可能性があり、半日程度が目安になります。
常温保存する場合は、タッパーなどの密閉できる容器を使用し、出来るだけ空気に触れないように直射日光の当たらない涼しい場所で保存します。
素手で作った場合は、雑菌によって傷みが早くなりますので注意が必要です。
おはぎは20度くらいが、調度よいやわらかさを保つ事が出来る温度です。
冷蔵保存ではご飯が固くなり、味も劣化してしまいます。
冷蔵保存では野菜室が良く保存期間は2〜3日程度になります。
冷蔵庫で保存をしておはぎが固くなった時には、おはぎをラップで包み電子レンジを600wに設定し30秒ほど温めます。
レンジで温める時間はおはぎによって異なりますので、短い時間から温める事をおすすめします。
レンジで温めるとやわらかくなり、作りたてのようにはいきませんが美味しく食べる事が出来ます。
手作りのおはぎを翌日もやわらかく食べる事は出来ますが、作った日に食べる事が一番美味しいようです。
まとめ
時間をかけて作ったおはぎを、冷凍保存する事で長く美味しく食べる事が出来ます。
お彼岸の時だけではなく、お茶の時間を楽しくする事が出来ればいいですね!
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