ベランダの掃除、日常的に行っているという家庭は少ないのではないでしょうか。
たまに掃き掃除は行っていても、汚れが蓄積してしまい、黒ずんできてしまった、という家庭もあるでしょう。
ここでは、重曹を使ったベランダ掃除の方法について紹介します。
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ベランダの掃除に重曹はどうやって使う?
家の中の掃除で重宝されている重曹ですが、もちろんベランダの掃除にも使うことができます。
重曹は弱いアルカリ性なので、酸性の汚れや臭いの除去が出来ますし、石鹸の洗浄力を高めたり、研磨作用があることから掃除に重宝されます。
汚れの程度や場所に応じて、重曹水としたり、重曹ペーストとしたり、クレンザー代わりにしたりと、使い分けをしましょう。
ベランダの掃除にあたっては、まず汚掃き掃除を行い、大まかな汚れを取り除きます。
次に重曹水をかけてしばらく放置し、汚れが浮いてきたらブラシで擦って汚れを落とします。
落ちにくい汚れがある場合には、重曹をそのまま振りかけて擦りましょう。
壁面等で重曹水が汚れの上に留まらない場合には、重曹ペーストを使いましょう。
汚れが落ちたら、余分な水分を新聞紙等でふき取って最後に水拭きをして掃除は完成です。
ここで注意したいのが、掃除する日の天候です。
実は、風のある晴れて気持ちのいい日は、ベランダ掃除には適していません。
理由は、チリやホコリがまってしまい、掃除しても片付かないからです。
風の無い日や、少し湿度のある日に掃除をすると、ホコリも舞い散ることが少なくなるので、掃除する日を選んで効率的に掃除をしましょう。
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ベランダの手すりの掃除はどうやってするの?
ベランダの手すりには、チリやホコリのほかに、手垢も付いています。
掃除の頻度の少ないならなおさら、その汚れが蓄積されていると考えたほうが良いでしょう。
前述したように、重曹は、重曹水にしたり重曹ペーストにしたりと、汚れの程度や場所など、目的によって使い分けることができます。
ベランダの手すりのように、ただ拭いただけではきれいになりにくいところ、重曹水では流れてしまうところについては、重曹ペーストを使うとよいでしょう。
使い方は、手すりに重曹ペーストをつけてしばらく放置し、汚れが浮いてきたらスポンジや雑巾でふき取る、という簡単なものです。
手すりの裏側も忘れずに重曹ペーストを塗りつけてください。
せっかく重曹ペーストを使っているので、その研磨作用も利用しましょう。
ただ水で拭き取るだけよりも、ずっときれいになります。
重曹ペーストを拭き取ったら、軽く水拭き、そして乾拭きをして完成です。
ベランダ掃除のときに、ざっと水で流す場合は、まとめて水で流してから乾拭きしてもよいでしょう。
水で流すときには、ご近所へ迷惑とならないように気をつけてください。
ベランダの掃除で排水溝のやり方は?
ベランダの排水溝は、落ち葉などのごみが溜まりやすく、一番汚れやすい場所です。
排水溝の掃除は、二度手間にならないように、ベランダ、手すりを掃除し終わってから、行いましょう。
排水溝の掃除でも重曹が活躍します。
ベランダの掃除で使った重曹が流れることで、多少はきれいになっているかもしれませんが、ここで改めて重曹を使います。
排水溝はその構造上、水が流れやすいため、重曹水や重曹ペーストではうまく掃除することができません。
そのため、排水溝の掃除においては、排水溝に直接重曹を振り掛けて、小さなブラシなどで汚れを落とします。
少し頑固な汚れがある場合には、クエン酸水を用意します。
重曹と水にクエン酸を加えると、発泡して汚れが浮きやすくなります。
重曹を振りかけて、クエン酸水(クエン酸小さじ1+水500cc)を流すと、あわ立ちながら汚れが浮いてきますので、ブラシなどで汚れを落としてください。
最後に水で流して完成です。
ベランダ掃除の基本は、まずはほうきなどで大まかなごみを取り除き、拭き掃除を行います。
ベランダ、手すり、最後に排水溝の順に、定期的な掃除をして、きれいなベランダを保ちましょう。
まとめ
家庭での掃除でとても便利な重曹は、ベランダ掃除にも使えます。
手間がかかりそうに思えても、日常的に掃除をすることで、掃除の手間は大きく変わります。
重曹を上手に使って家をまるごと掃除しましょう。
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