「伝線してますよ」と他の方から指摘され、恥ずかしい思いをした経験は女性なら誰でもあると思います。
外出先でストッキングが伝線してしまうと、本当に困りますよね。
一度伝線してしまうと、あっという間に広がってしまいます。
替えのストッキングを持ち歩いていれば、落ち着いて対応できますが、そうではない場合慌ててしまいますね。
そんな外出先でストッキングの替えがなく、伝線してしまった場合でも慌てずに対応できる応急処置についてご紹介します。
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ストッキングの伝線の修理の仕方は?
最近のストッキングは、技術や素材が進化したことにより、伝線しにくいノンラン設計のものが増えています。
ノンラン設計のストッキングは、何かに引っかけて穴が開いてしまっても、小さな穴が開くだけで、その穴が大きく広がったり、伝線したりしにくくなっています。
そのため、ストッキングを傷めてしまっても昔ほど目立つことは少なくなってきています。
とはいえ、ストッキングの伝線がなくなったわけではありません。
ちょっとしたひっかかりなどが原因でストッキングに穴が開いたり、伝線したりすることはあります。
おろしたてのストッキングやお気に入りのストッキングはなんとかして修理したいところですが、ストッキングの繊維自体が細いので、これを繕って穴をふさぐことはできません。
しかし、同色のストッキング同士であれば、パンティ部分でカットして、マチ部分3本糸のロックミシンで巻きロックすることでストッキングとして再利用することができます。
また穴だけ開いている場合であれば、かなり色の薄いストッキングの切れ端を裏から当てて、布用ボンドで止める方法もあります。
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ストッキングの伝線が広がらないようにするには?
ストッキングは、繊維を折り重ねて作られているので、伝線してしまったら引っかかってできてしまった穴をふさいでしまうとそれ以上広がらなくなります。
そのためには、伝線してしまった繊維を固めてしまえばいいのです。
その方法として、透明なマニュキュアを使います。
ストッキングを履いたままでもできますが、伝線箇所を確認するためにもトイレなどで一度ストッキングを脱いで直すほうが確実です。
伝線の先頭部分に透明なマニュキュアかトップコートを塗ります。
このとき、伝線部分より少し広めに、そしてたっぷりと塗るのがコツです。
脚にマニュキュアがついてしまいますが、乾けば簡単に取ることができるので、それだけ我慢すれば伝線の広がりを防ぐことができます。
ストッキングの伝線の応急処置は?
ストッキングの伝線は、マニュキュアで広がらないようにすることができますが、常時マニュキュアを持ち歩いている方は少ないと思います。
会社では液体のりは常備されていると思います。
マニュキュアのように速乾性はないので、ベタつく感じが否めませんが、マニュキュアの代用品になります。
また、瞬間接着剤でも応急処置ができます。
ストッキングの伝線部分の両端にごく少量の瞬間接着剤をつけるだけで完了です。
ハードタイプのヘアスプレーでも代用できます。
スプレーを伝線の先頭部分にかけるだけで応急処置になります。
このようにストッキングの伝線部分の繊維を固めることで応急処置となります。
まとめ
女性の脚をキレイに見せてくれるストッキングですが、どんなに注意していても伝線してしまうことを防ぐことはできません。
予備のストッキングがない場合、紹介した方法で緊急時を乗り切ることができます。
ストッキングが伝線した場合、あわてなくてもいいように頭の片隅にいれておくといざという時に役立つはずです。
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