自治体ごとの教育委員会によって行われる教員採用試験は、選考試験によって行われます。
多くの場合、学力試験と人物試験という二段階試験によって行われますが、まずは願書の提出が必要です。
ここでは、教員採用試験の願書の封筒についてまとめました。
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願書の封筒のサイズは?
教員採用試験の願書のサイズはA4サイズが一般的です。
そのため、願書の封筒サイズは、願書を折らずに入れることができる大きさのものとして、角2号(角形2号)を用いることが一般的となっています。
教員採用試験の募集要項は、受験を希望する自治体の教育委員会等で入手することができますが、その中には、願書の提出方法も記載されています。
願書の提出方法には、直接持参、郵送、インターネットによる電子申請といった方法がありますが、どのような提出方法が指定されているかは、自治体によって異なります。
インターネットによる電子申請の場合を除いて、願書を封筒に入れて提出することになりますが、願書と封筒は応募書類のセットとして考えましょう。
持参であれ、郵送であれ、応募書類に折れや汚れがあることはマナー違反と思われることがあります。
まずは、応募要項をよく確認して、封筒について指定が無いか確認してください。
封筒の大きさに特に指定が無い場合には、書類に折れや汚れが生じないような配慮をして、願書がA4サイズであれば角2号の封筒を用意するなど、適切な大きさの封筒を用意しましょう。
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教員採用の願書の封筒には何か規定がある?
教員採用試験の願書用の封筒についての規定は、一律で決まったものがあるわけではなく、その試験を実施する自治体によって異なります。
募集要項に特段の記載が無いのであれば、封入してある願書に折れや汚れが生じないようにしていれば、特に問題はないと考えてよいでしょう。
また、茶封筒では失礼に当たるのではないか、と考える人もいるかもしれませんが、色の指定が無い場合はあまり気にする必要はありませんので、普通のクラフト封筒を使うと良いかと思います。
重要なのは封筒よりも中身ですので、封筒が白くないからといって選考に左右することは無いかとは思いますが、気になるようであれば白い封筒を用意すると良いでしょう。
願書を提出する場合には、封筒に「願書在中」などと赤書しますが、この文字が見やすい方が印象は良いですし、受け取る側としては中身がわかりやすくもなります。
また、白い封筒のほうが上品な印象となります。
とはいえ、繰り返しになりますが、封筒の色が選考に影響することはないので、茶色、もしくは白色の、市販されている封筒を用意するようにしましょう。
教員採用の願書の封筒の書き方は?
教員採用試験の願書の封筒の表書きについては、自治体によっては、募集要項の中に封筒の表に貼付けるためのPDFファイルや用紙を用意しているところもあります。
「簡易書留」「願書在中」といった文字が赤書きされており、あて先や差出人の住所、氏名、封入書類チェック項目、志望科目などが印字されたものです。
多くの場合、願書を郵送する場合には、簡易書留を指定されますし、あて名や書類の不備などといったミスを極力減らすため、という理由もありますし、受け取った際の仕分け作業を容易にするためです。
そういったものが無い場合には、あて先などは明瞭に記入し、送付先担当者氏名が分からない場合には、あて先には「様」ではなく「御中」と記入します。
差出人の住所氏名は忘れず記入し、書類の不備が無いよう十分確認しましょう。
また、「願書在中」の文字は赤書きとし、赤い四角でその文字を囲みます。
簡易書留での送付を指定されている場合には、切手貼付け箇所の少し下に「簡易書留」と赤書きし、赤い四角で囲んで郵便窓口に持参するか、郵便窓口にて簡易書留で送ることを依頼してください。
まとめ
教員採用試験の受験申し込みにあたっては、募集要項の内容をよく確認してください。
指定が無ければ封筒は市販のものでもかまいません。
願書が折れたり汚れたりしないように気をつけてください。
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