普段何気なく車を走らせているかと思いますが、運転免許証を取得した時のことを覚えていますか?
私は何度も自動車教習所に行き、苦労して本試験に臨んだことを覚えています。
更新時期を知らせるハガキがくると、また当時のことを思い出すのです。
結婚して住所が変更になって気になったのが、免許証に結婚前の住所が記載されたままでも有効なのかということでした。
こういった疑問に答えるべく、手続きなどについてご紹介したいと思います。
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運転免許証の更新の時に住所の変更のできるの?
本来ならば、住所の変更があって日が経たないうちに運転免許証の住所を変更することをお勧めします。
みなさんは、運転免許証を身分証明書として使用することが多いのではないでしょうか。
しかし、更新手続きのお知らせ(ハガキ)が来た時でも間に合いますので必ず変更しましょう。
でも、更新と変更手続きを同時に行うのには時間が普通の更新よりもかかるので注意してください。
手続きは新住所の運転免許センターか警察署で可能です。
必要な書類として、運転免許証・新住所を確認できるもの(住民票・マイナンバーカード等)・印鑑を忘れずに持参しましょう。
運転免許センターまたは警察署に、「運転免許証記載事項変更届」がありますので、受け取っておきます。
氏名にも変更がある場合は、本籍地記載の住民票1通も必要となります。
必要事項を変更届に記載し、運転免許証の更新料と受付窓口に提出となります。
更新料は運転区分(普通免許・大型免許・1種・2種など)により違いますので、事前に調べておきましょう。
住所変更に伴う料金はかかりません。
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運転免許証の住所を変更するのにどれぐらい時間かかる?
私は、結婚して住所と名字が変わって間もなく変更の手続きを行いました。
結婚による住所・氏名の変更だったので、身分証明書を使用する機会が多く主人の勧めで運転免許証の変更を早く済ませました。
一番使用頻度が高いものなので、更新前に変更しておいた方が何かと便利でしたよ。
変更する場合は、新住所の管轄にある運転免許センターか警察署に行きましょう。
すぐ変更後の免許証がいる場合は、運転免許センターに直接行った方が即日発行となりますが、時間に余裕があり、行き来が可能であれば最寄りの警察署でも受け付けますが、即日発行ではなく、後日また取りに行かなければなりません。
運転免許センターでの住所変更手続きには、多くて30分ほどかかりますが日によって差があり、土日受付がある日は混み合います。
事前に平日や土日の受付時間を調べて、余裕を持って行きましょう。
住所変更に伴う料金は発生しませんが、そのための住民票請求料金などの経費は自己負担になります。
また、警察署では土日の受け付けは行っていないところが多いので注意してください。
運転免許証の住所を変更しないとどうなる?
更新と共に住所変更を行うことも出来ますが、原則として免許証に記載のある住所に更新のお知らせが郵送されることになるので、気が付かないまま免許証の失効を迎える可能性も出てきます。
道路交通法では、住所等の変更が発生した場合は速やかに届け出ることと明記されています。
住民票の異動手続きが終了次第、すぐ手続きすることが望ましいです。
変更手続きを長期間しなかったとしても、運転免許証の失効はありませんが先ほども出てきた「道路交通法」では、「1万円以下の罰金または科料に処する」と定められています。
長期間変更手続きしなかったからといって、手続きに行った際に罰金を請求されることはないようですが、法律に定められるほど重要なことですのでドライバーとしてきちんと手続きをしましょう。
もう一つ注意点は、住所の変更がされていない運転免許証を身分証明書として使用することはできません。
変更の住所は、運転免許証の裏面に記載されますので注意して見てみましょう。
安全運転の為にも、自分を証明するときのためにも、運転免許証に変更が生じた場合は速やかに変更手続きを行いましょう。
まとめ
自分の住所や氏名が変更になると、まず出向くのは役所でしょう。
変更手続きは役所だけで終わるものではないことを認識しましょう。
今の時代、どこに行っても何をするにしても「身分証明書」は必要になります。
まして自動車の運転免許証は、重要書類ですね。
個人情報がぎっしり詰まった、自分だけの免許証は常に正しい情報が記載された状態にしておく必要があります。
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