お世話になった方や知人がお亡くなりになった際、悲しい気持ちでいっぱいになりますが、香典や喪服などお参りするにあたって必要なものも意外とたくさんあり、急な不幸ごとではありますが準備しなくてはいけません。
地域によっては、「通夜見舞い」といった習慣もあり、聞きなれない方も多いかと存じますが、これは遺族を気遣って差し入れする食べ物、もしくは故人の入院中に見舞いできなかった際の見舞金となります。
そこで、通夜見舞いの菓子折りをお持ちする場合、何か決まり事などあるのか気になるところ。
今回は通夜見舞いの菓子折りについて詳しくお話してまいりましょう。
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通夜見舞いにどんな菓子を持って行く?
通夜見舞いとしてお菓子など何か食べ物を差し入れしたいと考える方も多いと聞きます。
どういったものを差し入れすればいいのでしょうか。
本来通夜見舞いとは、夜通し故人に付き添っている遺族のために準備されるものといった意味合いもあり、したがって遺族が簡単につまめるお菓子やサンドイッチ、ジュースなどの飲み物が好ましいとされています。
その中でも、手が汚れにくく簡単に食べられおなかに溜まりやすいクッキーやサンドイッチが定番で喜ばれているようです。
金額の相場としては、1,000円~3,000円ほどにしましょう。
あまりに高額なものになると、遺族の方に気を遣わせてしまいますし、金額が高くなるとそれだけ量も増え、食べきれなくなって困ってしまったというケースにもなりかねません。
本当に差し入れといった程度で、皆さんが簡単に食べたり飲めたりするものにしましょう。
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通夜見舞いにのしは必要?
では、購入したお菓子や飲み物にのしを付けたほうがいいのでしょうか。
個人的な意見ですが・・・のしは付けても付けなくてもいいかと思います。
遺族の方にすぐに食べてもらえるように・・・と思うなら、のしは必要ないと思います。
ただし「こちらは通夜見舞いです。
皆さんでお召し上がりになってください。」
と必ず一言言ってからお渡しするようにしましょう。
遺族の方がお供え物と間違って祭壇に飾られてしまう可能性がありますので。
そういった誤りが万が一にもないように、と配慮される場合、のしを付けてもいいと思います^^
のしを付けていても、実際皆さんすぐに食べることができると思いますから・・・^^;
のしを付ける場合、白黒の水引に表書きは「通夜見舞い」、そしてご自身の氏名をしっかりと記載します。
現金をお渡しする場合は、白黒の水引の封筒に「通夜見舞い」、そして氏名を記載します。
夫婦連名で通夜見舞いを渡す場合も、お二人の名前をフルネームで書きましょう。
通夜見舞いの渡し方は?
最後に、通夜見舞いはどのタイミングで渡せばいいのでしょうか?
現金の場合だと、受付で香典とともにお渡ししてもいいかなと想像がつきますが、お菓子やサンドイッチなど、すぐに食べてもらえるものだとどうすればいいかわかりませんよね。
本当は直接お渡ししたいところですが、遺族の方々は準備や対応などで忙しいと思いますので、お菓子など食べ物の場合も、受付の方にお渡しするのが無難だと思います。
親しい間柄であれば、呼び止めて渡したり控室まで伺ったりしてお渡ししてもいいと思いますよ。
先ほどと重なりますが、お渡しする際は必ず「通夜見舞い」であることをお伝えしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
もし通夜見舞いでわからないことがあれば、地域の年長者の方や詳しい方、例えばその地域にある百貨店などで相談して確認した上で準備をしましょう^^
故人の方、そして遺族の方々にあなたのお気持ちが伝わりますように・・・。
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