電車とは違い、路線バスは遅延の発生率が高く、定時に来ることは少ないようです。
道路事情によって、路線バスの遅延は不可抗力なものでもあるので、路線バスでは遅延証明書の発行はないと思っている方が多いのではないでしょうか?
意外と知られていませんが、路線バスでの遅延でも遅延証明書をもらうことができる場合もあるのです。
では、路線バスの遅延ってどれくらいで認められるのでしょうか?
さまざまな疑問が出てくると思います。
今回、そんな路線バスの遅延時の対策についてお伝えします。
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バスの遅延で遅刻した場合は?
電車の遅延は、台風や大雨など天候や事故によるものが原因です。
電車とは違い、バスの遅延にはさまざまな理由があります。
例えば、渋滞などの道路事情、乗車や下車に時間がかかってしまう、事故などです。
電車の遅延とは違い、不可抗力によるものが原因の遅延が多いのです。
そうなると、遅延の原因がはっきりしないので、遅延証明書も発行することが難しかったりします。
基本的には、電車とは違い、バスの遅延での遅刻は免除されない場合がほとんどです。
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バスの遅延の証明書はもらえるの?
バスでの遅延証明書を発行しているバス会社もあります。
電車とは違い、全てのバス会社で発行しているわけではないので、遅延証明書の発行の有無の確認が必要になってきます。
ただ電車のように5分以上遅れた場合には発行する・・といった基準はなく、各バス会社によって異なります。
運転手がその場で発行するバス会社、その路線を管轄している営業所まで取りにいく必要のあるバス会社、問い合わせののち、FAXや郵送で対応しているバス会社などさまざまです。
運転手が遅延証明書を発行する場合でも、運転中のその場で書くことになるので、依頼することにためらってしまうでしょう。
また、営業所まで取りにいくのも時間がかかり、面倒です。
そうなると、もられるかもしれないけれど、そこまでの手間をかけるほどではないし、周りにも迷惑をかけるわけにもいかないし、ということで路線バスでは遅延証明書を発行されることは少ないのです。
バスの遅延は認められないの?
バスの遅延は、普段から道路事情によって遅延が起こりやすいといったことがあります。
そのため、本当に遅延が起こったのか確認できないことが多いため、遅延証明書も発行されないことが多いです。
また、バスの遅延証明書の存在自体も知られていなかったりします。
電車であれば、定時での運行ではなくなると遅延証明書が発行され、それにより企業や学校でも遅刻を免除することになります。
しかし路線バスの場合は、仮に遅延証明書が発行されても、「遅れやすいのだから、1本早いバスに乗らなかったほうが悪い」となることがほとんどです。
遅延証明書を出しても15分以上の遅れでないと、遅刻は免除されないことが多いです。
まとめ
地域にもよりますが、電車とは違い、路線バスは遅延が多いです。
そのため、路線バスを利用しての遅刻の場合は「1本前のバスに乗ればいいじゃないか。それに乗らなかったほうが悪い」となってしまいます。
路線バスにも遅延証明書はありますが、電車ほど知名度が高いわけではなく、利用する人も少ないので、バスの遅延証明書で遅刻が免除されることも少ないようです。
とはいっても、バスの遅れでも遅延証明書があると助かる場合もあります。
バスにも遅延証明書があることと知っておくだけでも、万が一の遅刻の際に助かる場合もあるかもしれませんね。
一番の方法は、バスは遅れるものと考え、遅れてしまうことを基本にした計画を立てておくことですね。
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