健康

処方箋を薬局で24時間受け取れるところは?場所によって値段違うの?支払いでクレジットカードが使える?

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薬を病院で受け取る事ができなくなってから、だいぶ経ちました。

その代わりに増えてきたのが、「調剤薬局」。

処方箋を持参すれば薬を調剤してもらえる施設ですが、薬局によってサービスが違ったり
一番不思議なのが価格の差。

今回は処方箋と薬の取り扱いなどについて触れ、いろいろな情報をご紹介しましょう。

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処方箋を薬局で24時間受け取れるところは?

病院で処方箋を発行してもらうと、受け取りまで時間または日にち設定がされています。

しかし、都合によってすぐ薬局に行けない時ってありますよね。

私自身にも経験があるので、不便に感じていました。
最近になって24時間営業・または処方箋受付の時間が長くなった店舗が増えてきているようです。

というのも、2025年までに24時間体制で調剤薬局または薬剤師の駐在を求める案が出されているからです。

これから迎える高齢化社会に向けて、薬局も変わりつつありますね。

患者・病院が求めるときにすぐ対応しなければならないというのが理念のようです。

今現在、地域によって差はあるものの24時間対応の調剤薬局は下記のとおりです。

①ウェルシア薬局株式会社

平日は9時から19時までの調剤時間ですが、営業時間は土日・祝日を含め9時から0時までとなっており、まさに24時間体制です。

②マツモトキヨシ

主に大都市で展開されている店舗で、24時間営業のところが多く、他の地域の店舗でも23時まで受け付けるところがあるなど、大型のドラッグストアチェーン店です。

他にも多くの薬局が24時間受け取りを採用しているようです。

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処方箋を出す薬局によって値段違うの?

薬局によって薬代に差が出た、と疑問に思った経験ありませんか。

薬代は薬局では「調剤報酬」と呼ばれ、次の4つの項目から成り立っています。

①調剤技術料

これは薬局を利用する際に必ずかかる基本料金といったところで、利用者全員が支払うものです。

調剤技術料は、薬局によって異なる1か月あたりの調剤量や、さまざまな病院からの処方箋にきちんと対応できているかなどの公的規則に沿って決められた基準を評価して数字が出る仕組みです。

②薬学管理料

読んで字のごとく「薬を管理する」ことで、藥剤師によって服用する薬について説明を受けたり、カルテのような患者から聞いた症状をもとに薬に関する記録を指します。

こういった薬剤師によって作成・管理されたデータは患者の健康に大きく関わってくるので重要なものといえます。

③薬剤料

これもそのままで、薬そのものの代金を指します。

これまで長く存在してきた薬よりは、最近認可された「新薬」は当然原価が高いものです。

しかし、価格の見直し時期も決まっておりその都度審議されます。

薬価については、厚生労働省と財務省が関係してきますのであまり触れることはできませんが、公的かつ正当に決定されているのは覚えておきましょう。

④特定保健医療材料料

一見難しい料金のようですがあまり表に出てくることはなく、薬に関係するオプションのような物の値段をいいます。

例を挙げるならインスリン注射に使う「針」といった感じですね。

このような基本的な科目が決められているので、その中で変動する科目(①.②)があることにより薬局によって薬代に差が出るわけなんです。

処方箋を薬局で受け取る時にクレジットカードは使えるの?

                      

かつては病院での支払いも、すべて現金でした。

時代の流れでクレジットカードが普及すると、次第に支払に採用する薬局も増えてきました。

大手ドラッグストアでは、販売商品の対象が広いので当初からクレジットカードの使用が可能でしたが、調剤を始めると処方された薬代のみ現金という訳にもいかずすべてクレジットカードでの支払いができるようになりました。

大手だけではなく、小規模の調剤薬局でも最近はほとんどクレジットカードが使えます。

薬もだんだん「商品化」しているようですね。

クレジットカードを使うということは、カード会社のサービス(ポイント付与等)も受けられるので、利用者にはお得です。

また、調剤薬局独自のポイントカードを発行するところも増えています。

先程ご紹介した、ドラッグストア「ウェルシア薬局」「マツモトキヨシ」もクレジットカードが使え、ポイントカードもあります。

まとめ

いかがでしたか、普段から健康であれば利用することがない「調剤薬局」ですが、救急でも対応してくれる薬局が増えているんですね。

これは薬剤師の存在が大きいと思います。

24時間体制で患者の健康を守るという、薬剤師の仕事は重要でありかつ重労働だということも忘れてはなりません。

そして自分のかかりつけの調剤薬局を持つことも大事ですね。

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