現在では院内処方が少なくなり、薬局での処方がほとんどです。
薬局での処方では、病院や診療所などの医療機関で発行される処方箋が必要になります。
薬局の処方箋の期限や、薬を受け取る際は代理でも大丈夫なのかなどを調べて見ました!
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薬局の処方箋はいつまで有効なの?
病院などで発行された処方箋で、自分の家の近くや勤め先など好きな薬局へ持って行き処方してもらう事が出来ます。
処方箋の有効期間は通常4日目と定められていて、処方箋が発行された日を1日目とカウントします。
例えば12月5日に受診して処方箋をもらった場合は、12月5日、6日、7日、8日で4日目となって12月8日が期限となり、12月9日では期限が切れてしまう事になります。
処方箋自体に交付日と使用期限が記載されていますので、これを守れば問題はなく安心です。
有効期間には土、日、祝日などは考慮されていない為、ゴールデンウイーク、お盆、正月などは注意が必要です。
連休直前に処方箋を発行してもらうと、使用期間内に提出できる薬局の数が限られてしまう事もあります。
処方箋に有効期限がある理由には、患者の症状に必要な薬が記載されていますので有効期間がないと処方薬をすぐにもらいに行かない可能性があるからです。
患者に必要な時に薬を服用してもらえず、症状が悪化してしまう可能性があります。
処方薬を早く服用する事で、症状が早く改善する可能性が高くなります。
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薬局で処方箋の薬の受け取り方は?代理でもいい?
薬局では仕事などで忙しく処方箋の使用期間内に薬をもらうのが難しい場合は、代理にお願いをして受け取ってもらう事が可能です
他には症状が重い人や乳幼児、高齢者などが自分で薬を受け取る事が難しい場合は、無理をせずに代理人にお願いする事が出来ます。
有効期限を過ぎた処方箋で薬を受け取る事は出来ませんので、事前に確認する事をおすすめします。
代理人に薬の受け取りをお願いする際には、処方箋の原本が必要になりますので忘れずに渡します。
処方薬は保険対象となり薬局で保険証を提示する必要がある場合もありますので、念の為代理人に渡しておくと安心です。
代理人でも問診票を書く必要がある場合もありますので、依頼された方の薬物アレルギーや過去の副作用の経験、服用中の薬など詳しく伝えられるようにしておく必要があります。
お薬手帳は個人の薬歴を残す為の大切な物ですので、代理人に薬の受け取りを依頼する場合は忘れずに渡すようにします。
代理人にお薬手帳を渡すかどうかは任意になりますが、薬剤師はお薬手帳から本人の情報を把握する事が出来ます。
薬局で処方箋の期限切れていたら?
処方箋は発行日を含めて4日間を過ぎてしまうと、薬局での受付が出来なくなり病院での処方箋を再発行してもらう必要があります。
基本的には、処方箋を発行した病院に再度受診をしなくてはいけなくなります。
処方箋の期限切れを防ぐ方法には、受け取りまでの待ち時間を短くする為のサービスがあります。
処方箋を受け取った医療器機関にFAXが用意されていて、その場でFAX送信する事が出来ます。
FAXを使って処方箋を薬局に送信する事で、薬局で薬を用意してくれますのであまり待つ必要がなくなります。
処方箋の写真を撮影し、インターネット経由で薬局に処方箋の画像を送信すると受付けをしてくれますので便利です。
スマホアプリなどで薬局に処方箋を提出できるようになり、薬局に行く時間を最小限にしてくれます。
処方箋の原本は発行日から4日以内に薬局へ持って行く必要があり、処方箋を忘れると処方薬を受け取る事が出来なくなりますので注意が必要です。
処方箋の出し忘れなどで、処方箋がただの紙切れになってしまうのを防ぐ事が出来ます。
後から薬を受け取る際は、薬局が閉ってしまうと薬を受け取る事が出来なくなりますので忘れずに行くようにします。
まとめ
薬局の処方箋には有効期限があり、期限が過ぎてしまうと手続きが難しくなってしまいます。
代理人にお願いする際には注意点を守り、処方薬をきちんと飲む事が大切です。
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