徐々に衛生感覚を教えていかなければならず
どうやって教えていっていいものか
悩まれる親御さんも多いかもしれません。
特に気になるのは歯磨き。
歯とは一生の付き合いになるし、
習慣を身に付けさせなければならないのだけど、
どうも子供が歯磨きを嫌がるしどうしたらいいか
分からない!という方もいらっしゃるでしょう。
嫌がる子供に楽しく歯磨き習慣を覚えてもらえる
工夫の一例をご紹介いたします。
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子供が歯磨きを嫌がるのはどうして?
実際にきちんと歯磨きが身に着くのは大体4歳くらいと
言われていますが、小さいうちからできるだけ
歯磨き習慣を身に着けておきたいものです。
子供が歯磨きを嫌がる理由の一つに
何か遊びの途中であったり、自分が集中している事の何かがあると
なかなか歯磨きの作業に移りにくいという事があります。
「歯磨きするよ」と言っても「イヤイヤ!」となるのは
それが原因の一つようです。
拒否は発育過程でも大切なことなのですが、
だからといって無理強いすると、歯磨きそのものに
嫌悪感を抱きかねません。
そんなときは歯磨きの歌を流して反射的に歯磨きを
してもらう方法もあります。
東京ハイジ「はみがきのうた」
[CD] 東京ハイジ/東京ハイジ まいにちのこどもうた はみがき・トイレ・おきがえに役立つキュートで可愛いしつけソング+おはなしミニアニメ(CD+DVD)
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一度聴いたら忘れられない歯磨きソングを流して
今していた作業を忘れて、歯磨きしてもらえるかもしれません。
もう一つ、子供に歯磨きを嫌がる理由としてあげられるのが
単純に歯磨きの作業そのものに飽きているということです。
これの対策としては、
シンプルですが子供が好きそうな歯磨きグッズを
揃えることです。
好きなキャラクターの歯ブラシやコップ、
好きそうなフレーバーの歯磨き粉を揃えましょう。
歯ブラシは消耗品なので、ヘタってしまったら
一緒にドラッグストアに行き、お気に入りの歯ブラシを
選んでみましょう。
歯磨きの時間の大体の目安は3分程度と言われていますので、
洗面台に砂時計などを置いておくのも良いでしょう。
動いているものを見ていると時間は意外とあっという間です。
旅行先で買ったカワイイ砂時計や、普通の砂時計に
好きなマスコットのシールを張るなどしても良いでしょう。
大人にとっては一瞬でも、子供にとって3分感はすごく長く感じるもの。
歌やカワイイ砂時計で工夫して、歯磨きをしてもらいましょう。
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子供の歯磨きの工夫の仕方は?
1歳半くらいから歯磨き習慣を身に着けるために
なにかしらのアクションを起こしていたとしても、
2~3歳くらいまでは歯ブラシを口の中に入れて
モゴモゴしているだけであったり、コップにブラシを入れて
カチャカチャと遊ぶだけという子供も実際には多いです。
私たち大人は虫歯になるし日々の習慣でなんとなく歯磨きを
しているので、歯磨きをなぜしないといけないのかを
考えたりはしませんが、どうして歯磨きをしないといけないのか
分からない子供のためにも、歯磨きの意義を伝えるために
歯磨きの絵本を読み聞かせるのも効果的です。
歯磨き関係の絵本は図書館や書店で取り扱っているので
読み聞かせてみましょう。
ノンタンやアンパンマンなどの、メジャーなキャラクターの
登場するものや、バイキンが登場して虫歯を作ってしまう話など
バラエティ豊富です。
目には見えないバイキンの存在を絵本を読みかかせることで、
虫歯の怖さを知り、歯磨きの大切さを教えてあげましょう。
子供が歯磨きを楽しくできるようにするには?
保育士をしている友人に聞いた話なのですが、
着替えやお昼寝を嫌がる子供に、
人形などを使いながら「アンパンマンさんが見てるよ!」というと
はっ!とした顔をして、作業してくれるそうです。
人によってそれがアンパンマンであったり、
仮面ライダーであったり、プリキュアであったりするようですが
自分の中の憧れの存在が見守ってくれている、
応援してくれていると思うと、やる気を掻き立てられるようです。
自分以外の他者を登場させる作戦の一つで
うっかり言ってしまいそうになる、
「○○君はきちんとできるみたいだよ」は逆効果で、
子供でも人と比べられることはいい気分ではなく、
先の人生で何かと自分と人と比較してしまい劣等感を
抱えやすくなるので、あまりおすすめはできません。
大好きなヒーローやヒロイン、おませさんには芸能人や
身の周りの素敵な人に応援されているという気持ちにさせて、
歯磨きを率先してしてもらえるようにするのも一つの手です。
まとめ
歯磨きの3分間は子供にとってはとてつもなく
長く感じる長さの時間です。
面倒と感じる生活習慣を毎日の楽しみに
変えるには、どうしても親御さんの
努力が必要なようです。
子供と向き合って、どんなことがこの子にとって
楽しいのか方法を探すうちに、
知らず知らずのうちにコミュニケーションがとれて
くるものです。
親子で楽しい歯磨きタイムを模索しましょう!
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