待ちにまった夏休み。
楽しいイベントも盛りだくさんですが、宿題のことを考えはじめると
お子さんだけでなくお母さんも悩ましいことがたくさんありますね。
どうせやらなければならない宿題なら、お子さんと一緒に楽しみながら
読書習慣や勉強習慣を身に着けるきっかけにしてしまいましょう!
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読書感想文の書き方で小学生の場合は?
小学校1年生の読書感想文の場合入学して3~4か月程度ですので、
きちんとひらがなをマスの中に書けるようになること、
「は、の、に、が、を」などの送り仮名が使えるようになること、
句読点を打てるようになること、
本を読む楽しさを知って読書習慣を身に着けること、
お子さんが気持ちを文章に表現することできるようになることが
大まかな目的です。一学期の総復習であると捉えておきましょう。
字をかくことで精一杯のはずですから、難しい言葉は使わずに
「うれしい、かなしい、おこった、自分だったらこうする」という
シンプルな感情を引き出して、そのまま素直に表現した文章で良いと思います。
本を読むことを嫌がるお子さんもいらっしゃると思いますが、
宿題を終わらせるとまではいかなくても、夏休みのはじめ頃から
本だけでも少しずつ読み進めておいて、
食卓を囲むときに「○○という登場人物はこの後どうなるだろうね」
「○○をみてどう思った?」となるべく話題に出して、
本人の興味や本に対する思い入れを深める手伝いをしてあげましょう。
読書感想文の小学生の親は一緒に書くの?
ある程度親御さんが一緒に手伝ってあげることをおすすめします。
大人でも本を一冊読んで感想を書くのは難しい作業です。
お子さんにとってはそれも初めての経験ですから、どうしていいか分からないものです。
文章の作り方や語彙などの難易度の高いことを指導する必要はないので、
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自分の興味の持てる本を探すことと、
気持ちを文章に起こす作業の手助けをしてあげましょう。
課題図書の場合と自由図書の場合がありますが、せっかくの夏休みですので、
時間をとってお子さんが興味を持った本を一緒に選び、
できるだけ一緒に読んであげることをおすすめします。
薄い本でもいいので、一つの本を最後まで読みましょう。
できるだけ挿絵の多い本のほうが、最後まで飽きずに読めると思います。
文章を見直しする際はあまり親が文章を直しすぎると、
変に大人びた文章になるので、お子さんの主観を重視ながら、
送り仮名や句読点、おかしな言い回しを直してあげる程度でいいでしょう。
読書感想文の小学生の書き出しはどうする?
文章の構想は浮かんでいるのに、書き出しをどうしたら良いか、
何時間も悩んで「もう書きたくない!」というお子さんもいるのではないでしょうか。
書き出しで悩んだら定番の「夏休みに僕(私)が読んだ本は○○です」で良いでしょう。
「僕(私)が気に入っている本は○○です」でも良いです。
小学校一年生の読書感想文でしたら、だいたい400文字程度だと思いますが、
おおまかな文章の構成は「1、あらすじ」「2、印象的なシーンと感想」
「3、更に自分はどう感じたか、これから自分はこうしていきたい」
といったように分けると、書きやすいでしょう。
なかなか自分の気持ちをどう表現していいか分からないと思うので、
印象的なシーンを尋ねてみて、
「そのときどんな気持ちになったか」「自分が○○だったらどうするか」など、
分かりやすい質問を投げかけてメモを取っておき、
悩んでいたらメモを見せるか、「さっきこう言っていたよね」と
助け舟を出してあげましょう。
なかには、選んだ本が生き物や乗り物の説明の本などのお子さんには
「どうしてそれに興味を持ったのか」、「特にどこに興味があるのか」
「今後その生き物のどんなところについて知りたいか」
「今後どんな風にそれに関わりたいか」などと尋ねてみましょう。
まとめ
賞や先生の評価も気になるところですが、結果は後から着いてくるものです。
大切なのはお子さんが本を好きになることと、
文章で感情表現ができるようになることです。
読書感想文を通じてお子さんとのコミュニケーションを深めましょう!
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