身近な食材、さつまいも。
お菓子にしても、料理に使っても、
そのまま焼いたり蒸すだけでもとてもおいしいですよね。
さつまいもは食物繊維を多く含むのはよく知られていますが、ビタミンCも多く含み、
そのビタミンCは加熱しても壊れにくいという特徴があります。
また、でんぷん質が豊富で腹持ちもよく、おやつにはぴったりです。
ただ、食べたとき口の水分を持っていかれる経験をされたことは多いのではないでしょうか。
その弱点を克服すべく、
さつまいものお菓子の中でも特にお子様やお年寄りでも食べやすいレシピをまとめました。
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さつまいものお菓子を手作りしたい
さつまいものお菓子と言うと、本当にたくさんのレシピがあります。
和菓子、洋菓子、中華風、はたまたエスニック風にもアレンジが可能で、
お菓子の万能食材と言っても過言ではないですね。
さつまいもは、60度程度で長時間加熱するとでんぷん質を糖に変える酵素が働いて
甘味が増すという特徴があります。
この性質により、石焼き芋やふかし芋は甘味が最大限になるといわれています。
熱い油でさっとあげるというより、低温で長時間熱を加えるのがいいようですね。
この性質を利用して、ふかしたさつまいもからお菓子を作るというのはいかがでしょう。
最近は電子レンジで利用できるシリコンスチーマーなどでふかす方も多いかと思いますが、
これでは低温長時間にはならないので、面倒でも蒸し器などでじっくりふかすことをおすすめいたします。
調理に関しての注意点ですが、さつまいもは灰汁が多いので、
切ったらすぐに水にさらし灰汁を抜きましょう。
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さつまいものお菓子で子どもが食べれるもの
先ほども述べたとおり、もさもさとした触感が弱点のさつまいも。
子供が食べやすいお菓子はどんなものがあるでしょうか。
ここは、子供が大好きな洋菓子系で攻めるとしたら、おすすめはスイートポテトです。
スイートポテトはしっとりしていて、子供にも食べやすそうです。
成型も自由なので、小さな一口サイズにしたら、さらに食べやすそうですね!
スイートポテトの作り方は以下の通りです。
<材料>
さつまいも 中1本(約200グラム)
バター 10グラム
砂糖 20グラム
生クリーム 20グラム
卵黄(艶出し用) 1/3個
<作り方>
さつまいもの皮を剥き水にさらし、ふかす。
柔らかくなったら熱いうちにマッシャーなどでよく潰す。
熱いうちにバター・砂糖を加え、生クリームを少しずつ滑らかになるまで混ぜながら加える。
滑らかにならなければ、生クリームを足す。
好きな形に成型し、アルミカップにのせ、艶出し用の卵黄をはけなどで塗る。
トースター1000wで5~10分くらい焼く。途中焦げ目を見ながら焼く。
*バターはマーガリンに、生クリームは牛乳でも代用可。甘さ控えめなので、お好みで砂糖を調整する。
簡単にできますね!ふかすところを電子レンジに頼るとさらに簡単にできそうですね。
さつまいものお菓子で高齢者が食べれるもの
くどいようですが、もさもさ触感のさつまいもは高齢者にはとても危険です。
喉を詰めないように滑らかで食べやすいお菓子を
高齢者に人気の和菓子からピックアップするなら、
芋ようかんがおすすめです。
今回は、材料4つの超簡単芋ようかんレシピをご紹介いたします。
<材料>
さつまいも 大1本(約300グラム)
砂糖 40グラム
粉寒天 2グラム
水 150cc
<作り方>
さつまいもの皮を剥き水にさらしゆでるかふかす。
熱いうちにマッシャーなどでよく潰す。さらに裏ごしすると滑らかな触感になる。
鍋に水と粉寒天を入れて弱火で粉寒天を溶かす。
さらに砂糖を加えて溶かし、裏ごしさつまいもを加え混ぜる。
タッパーやバットに入れ冷やし固め、食べやすい大きさにカットする。
これもまた簡単にできますね!裏ごしの作業をフードプロセッサーに頼るとさらに簡単にできそうですね。
粒々感がない方がよりようかんらしくなるので、
ぜひ裏ごしして粒々を完全に消してください。
まとめ
さつまいものお菓子レシピ、いかがでしょうか。
さつまいもは本当に料理の幅が広く、優しい甘味が老若男女問わず人気ですよね。
今回、子供と高齢者が食べやすいように、滑らかな触感のお菓子レシピを紹介しましたが、
さつまいものホクホク感、個人的には大好きで、
焼き芋にバターをつけて食べる、この素朴な食べ方が一番好きです。
最近ではさつまいもも色々な種類が出ていて、
甘味が強くて人気の安納芋でしたら、砂糖なしでも十分甘く、ダイエットにも向いていると思います。
秋に向けて旬を迎えるさつまいも、ぜひいろんな調理法で食べたいですね。
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