防災グッズ、いざ逃げだすときは、できるだけ楽に持ち出したいですね。
けれど、コンパクトにしてしまうと、必要なものが全て入りきらなくなってしまう、という悩みがあります。
数日間それだけで生き延びないといけないと言うのに、必要なものが足りなくてはいけません。
かといって、色々詰め過ぎて大きく重くなってしまっては足かせになるし、家族で非難する際に親が両手に抱えてしまっていては、
子どもとはぐれてしまう心配もあります。
子どものいる家庭の場合、どんなタイプの非常持ち出し袋を用意すれば便利なのでしょう。
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防災グッズの非常持ち出し袋はどうしてる?
防災グッズ、とはいろんな種類のものを指しますが、必ず必要となるのが、まとめて入れる袋です。
これに、避難するときに必要なものをあらかじめ詰めておけば、逃げ出すときにすぐに持ち出すことが出来ます。
一秒でも早く逃げ出さないといけないでしょうから、これはとても大切な事。
そんな重要な非常持ち出し袋ですが、タイプがあるのをご存知でしょうか。
携帯性に優れていて、すぐに背負って逃げ出すのに便利なリュック。
重いものを詰めていても負担なく引いて動かせるキャリーバッグ。
非常持ち出し袋をお持ちの方は、大体、この二種類のどちらかにされているのではないでしょうか。
トートバッグやママバックのような大きなかばんは、普段でしたらぱっと降ろせたり、
かばんを持ったまま中身を取り出すのに便利なのですが、あまり重いと持ち歩くのが苦痛ですので持ち出し袋には向きません。
逃げている最中にちょこちょこ荷物を降ろすこともないでしょうしね。
貴重品やウエットティッシュなど、すぐに取り出して使いたいものは、
持ち出し袋のサブとしてウエストポーチかポケットの多いベスト(釣り用など)を用意して、そこへ入れておくのもおすすめです。
水分補給も大切なので、小さな水筒くらいは入るサイズがいいですね。
防災グッズをキャリーバッグに詰めるのはあり?
キャリーバッグは、重い荷物を持ち運ぶときには、あり、です。
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普段生活しているとなかなか意識することが無いのですが、人間って一日に使う水の量が半端ありません。
避難生活になるとできる限り使わずに済ませようとするのですが、それでも1人当たり1日3リットルが必要と言われます。
子どもが2人の4人家族だと、1日分だけでも12リットル。
防災グッズは3日以上の備えが推奨されているので、となると36リットル……
子どもの分も親が持つことになると思いますが、とてもじゃないですがリュックに入れて持ち運べる量ではありません。
他にも衣類、食料、衛生用品など、大量のアイテムも入れる必要があるのですから。
そういうことを考えると、キャリーバッグはありがたいですね。
ただ難点は、移動しにくいこと。
一刻も早く逃げ出さないといけない場合は、それでは困ります。
緊急用ではなく、避難勧告で移動する場合や、少し落ち着いて避難生活を始めよう、と言う場合に、あとから持ち出す用として使うのがおすすめです。
防災グッズはリュックが便利?
やはり、移動性に優れているのはリュックタイプ。
走るにも便利ですし、多少重いものを持っていても負担になりません。
子どもの手を引いて逃げるにも便利でしょう。
おすすめは、重い荷物の入るリュック。
登山用のザックなども便利ですが、もっとおすすめなのが、キャリーが付いているタイプ。
火事場のくそ力で逃げ出すことはできても、事態が落ち着けばちょっと一息つきたい時もありますよね。
そういう時に、重い荷物を引いて移動することが出来れば助かります。
子どもと一緒に逃げる場合、子どもとはぐれないようにすることも必要ですね。
そんなときに役に立つのが、ベビーキャリーや迷子ひも。
おんぶができて、荷物もたくさん入れられて、下に置くと自立するベビーキャリーだと、人の多いところでも安心です。
おんぶするには大きな子や、兄弟の上の子の場合は、迷子ひもをつないで、もし手が離れてもはぐれないようにしましょう。
それでもはぐれてしまった場合を考えて、子どもに必要だけれど避難所に置いてあるかわからないアイテム、
おむつや食べやすい食料、赤ちゃんなら哺乳瓶や粉ミルクなどを小さなリュックに入れておけば、本人に持たせることが出来ます。
住所氏名、連絡先も必ず入れてあげてくださいね。
まとめ
人間、避難するとなると冷静に行動できなくなるもの。
慌てると必要なものを詰め忘れたりしてしまいます。
非常持ち出し袋は普段から用意しておいて、
いざというときはそれを持つだけで逃げられるようにしておきたいものですね。
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